子どもがうまれてから、なかなかゆっくりコーヒーを楽しむ時間がとれない方は多いのでは? そんなパパ・ママにうれしい空間「スターバックス コーヒー 目黒セントラルスクエア店」が1月26日、東京・目黒にオープンする。
店内にはキッズスペースが設けられているほか、パートナー(スタッフ)が絵本の読み聞かせもしてくれるとのこと。子連れに優しいポイントを早速紹介しよう。
ベビーカーもすいすい! 親子が安心して過ごせる空間
目黒駅からほど近い「スターバックス コーヒー 目黒セントラルスクエア店」は、小さな子どもと両親、年齢や性別、ハンディキャップの有無の違いを超えて、誰もが自分の居場所として感じられる空間を目指した店舗。店内は、さまざまな客層を配慮したつくりになっている。
まず子連れにうれしいのは、通路の幅が広めにとられていること。このほど開かれた内覧会に訪れた子連れ客も、すいすいとベビーカーを動かしていた。
窓際には、低めのテーブル、ソファ席があるので、赤ちゃんを寝かせたり、子どもを座らせたりしやすく、快適に過ごせそう。スターバックス コーヒー ジャパン初の取り組みとして、6カ月の赤ちゃんから座れる子ども用のイス(ストッケのトリップトラップ)を4つ用意しているので、小さい子どもを連れてのカフェタイムも安心だ。
絵本の読み聞かせや親子ワークショップも
また店舗奥に設けられたキッズスペースでは、子どもを遊ばせることができるほか、さまざまなイベントが開催される。
このうち毎日11時半から15分間にわたって行われるのが、パートナーによる絵本の読み聞かせだ。パートナーは、子どもの発育や声かけの仕方などを学んでいるそうで、内覧会でも慣れた様子で子どもたちと接していた。
月1回のペースで開かれる「親子コーヒーセミナー」にも注目。コーヒーの選び方や、フードとのペアリングなどについて親が学んでいる間、キッズスペースでパートナーが子どもを見ていてくれるという(0~3歳くらいの子連れ対象)。
さらに、小学生くらいの子どもを対象にした「バリスタ体験」や、環境学習ができるイベントなども予定していて、随時店内でお知らせするそうなので、ぜひチェックしてみてほしい。
店舗作りやセミナーの構想、それにパートナーの研修には、親子で通う子育て講座「おやこ保育園」を運営するこどもみらい探求社が関わっている。設計に携わったスターバックス コーヒー ジャパンの有田花絵さんによれば、「自然と大人と子どもが触れ合える環境はどんなものかを丁寧に考えました」とのこと。
これまでも、キッズスペースの整備や親子向けのワークショップなどは行われていたものの、店舗づくりと一緒に進めていくのは初めてだそう。ゆくゆくは他の店舗でも、同様の取り組みを広げていきたいとしている。
ガラス面が多く、木がふんだんに使用されている同店は、明るく開放感があって子連れ客でなくともリラックスできそうな空間。子育ての合間のリフレッシュに、気軽に訪れてみてはいかがだろうか。
●Information
「スターバックス コーヒー 目黒セントラルスクエア店」
住所: 東京都品川区上大崎3-1-1 目黒セントラルスクエア
営業時間: 7~22時
席数: 78席