RIZAPとオールアバウトは1月16日、「転職活動に関する実態調査」の結果を発表。同調査は2017年10月24日~11月16日、首都圏在住の25~49歳で、過去1年半以内に転職経験のある会社員677名に、インターネットリサーチで行われた。
まず、転職を成功させるために在職中から取り組んでいたことを質問すると、年収600万円以上は「職務経歴書・履歴書の整理」(55.9%)が1位だった。次いで2位「業界・職種研究」(44.1%)、3位「スキルアップのための学習」(38.0%)となった。
年収400万円においては、「職務経歴書・履歴書の整理」「転職サイト/職業案内所への登録」(どちらも44.5%)が1位。続いて「友人・知人への相談」(27.3%)、「業界・職種研究」(25.5%)という結果に。
次に、転職活動前にスキルアップのため「資格の勉強をした」と答えた人に、どの資格取得を目指したのかを聞いた。その結果、年収600万円以上では「英検/TOEIC」(75.0%)が1位だった。次いで2位「日商簿記検定」(53.4%)、3位「宅地建物取引主任者」(50.0%)。以降、「ビジネス実務法務検定」(35.2%)、「ファイナンシャルプランナー」(34.1%)となった。
また、年収400万円以下をみると、「英検/TOEIC」(45.1%)が1位に。続いて2位「日商簿記検定」(35.3%)、3位「ファイナンシャルプランナー」(34.1%)。以降、「ビジネス実務法務検定」「宅地建物取引主任者」(どちらも15.7%)と続いた。
そして、転職活動の際、何かしらの活動を行ったと回答した人に、それらの活動によって得られた効果を聞くと、年収600万円以上では「転職先が早く決まった」(51.2%)が1位だった。続いて2位「高収入の転職先に転職できた」(44.2%)、3位「役職者として転職できた」(26.3%)。
年収400万円では、1位「転職先が早く決まった」(49.0%)。次いで2位「特に効果は実感しなかった」(31.2%)、3位「転職先候補が多かった」(18.6%)となった。