アイドルグループ・KAT-TUNの亀梨和也が主演するカンテレ・フジテレビ系ドラマ『FINAL CUT』(毎週火曜21:00~)。きょう16日に放送される第2話は、水野美紀演じるフリーディレクター・真崎久美子が復しゅうのターゲットとなる。
亀梨演じる主人公・中村慶介が、母親・恭子(裕木奈江)を殺人事件の犯人かのように扱い、死に追い込んだ罪深きテレビ番組関係者に制裁を加え、事件の真犯人を追う姿を描く復しゅう劇の同作。水野演じる真崎は12年前、言葉巧みに恭子に近づき、インタビューを行ったが、その内容は恭子と慶介を裏切る内容だった。
そんな真崎の取材によって、殺人事件の容疑者が逮捕直前に逃亡してしまったという相談が、慶介が運営するメディア被害に関する通報サイトに寄せられる。真崎に制裁するため動き始める慶介だったが、その矢先、真崎のもとに逃亡中の容疑者から電話がかかってくる。そこで持ちかけられた"ある条件"に真崎は心は揺さぶられる。
真崎のスクープのためには手段を選ばないという役柄について、水野は「真崎は真崎で自分のポリシーがあり、信念にのっとって生きています。それがただの悪役ではないところで、何が正しくて何が正義かなど、さまざまな面が提示されるのが演じていて難しく、そして楽しいところです」と語る。
かつて慶介の母親を追い詰めた1人として、復しゅうのターゲットとなるが、「憎まれつつ、こらしめられた時に、見ていただく方にスカッとしてもらえる役作りも大切。人間としてリアリティーのあるキャラクターにもしたいので、そこは日々模索しながら演じています」とも明かした。