ニュース週刊誌「AERA」(朝日新聞出版、東京都中央区築地)は12月21日、増刊『NyAERA(にゃえら) またたび』を発売した。AERAの体裁そのままに、まるごと一冊ネコニュースに特化し好評だった『NyAERA』(2016年12月発売)の第2弾であり、AERA「ねこ部」の総力取材でさらにパワーアップしている。

  • 『NyAERA』(2016年12月発売)の第2弾

    『NyAERA』(2016年12月発売)の第2弾

表紙はネコ好き界の巨星、動物写真家・岩合光昭さんの"長女"海(かい)ちゃんと、姉妹ネコの類(るい)ちゃん。海ちゃんは、岩合さん夫妻が最初に迎えたネコであり、岩合さんがネコを撮るきっかけともなった伝説のネコ。姉妹が幼い頃の貴重な岩合さん秘蔵カットは問答無用の"可愛いオーラ"を放っている。

全編のテーマは「ネコのためにできること」。NyAERA第1弾で特報した「ネコの寿命が30歳に」の続報として、腎臓病特効薬の最新情報、ネコの鍼灸など東洋医学、ネコにもあるアレルギー、気をつけたい飼い主の生活習慣など、愛ネコの健康を守り、1日でも長く、一緒に暮らすためにできることを総力取材している。

巻頭グラビアでは、"もぎり猫"ジロリ、夢二郷土美術館の黒の助、障子クライマーのサバ身とトラ身ら、キラ羅星の如く輝くネコ界の新ニャンコスターも登場している。

第1弾でも大好評だったAERAの企画「現代の肖像」のネコ版「現代のニャン像」では、芥川賞作家・町田康さんが登場。ネコ好きに愛されている町田さんの著作『猫にかまけて』の世界観にどっぷり浸かれる内容となっている。

ほかにも、15匹のネコと育ったという吉岡里帆さん、AKBのネコブームを牽引した高橋みなみさん、俳優の嶋田久作さんらがあふれるネコ愛をほとばしらせるインタビュー企画も収録。また、夏目漱石の孫・半藤末利子さんが「吾輩」を語り、石破茂・元防衛大臣には「政界で一番ネコに好かれてる説は本当か!?」を突撃取材。AERAの人気連載「eys」「師匠と弟子」「アエラ読書部」なども軒並み完全"ネコ化"し、執筆陣の愛猫家ぶりも楽しめる内容となっている。

『NyAERA(にゃえら) またたび』は12月21日発売(一部地域で発売日が異なる)。定価は税込780円。