マイボイスコムは12月14日、「結婚」に関するインターネット調査(4回目)の結果を発表した。調査期間は2017年11月1~5日、有効回答は10代以上の個人1万803人。

「結婚はできればした方がよい」、3年前より減少

結婚についての考え方を聞くと、「結婚はできればした方がよい」と答えた割合は48.6%で、2014年の前回調査(53.7%)より5.1ポイント減少した。「結婚はしなければいけないと思う」は前回比0.9ポイント減の5.2%。一方、「必ずしも結婚する必要はないと思う」は同3.8ポイント増の38.0%となり、特に女性20~40代では5~6割に上った。

  • 結婚についての考え方

結婚していない人(未婚または離死別者、全体の3割強)のうち、「結婚はしたいと思わない」と考えている人は45.0%。性年代別にみると、20・30代では男女とも3~4割だったが、50代以上では男性5割弱、女性7割弱と差が開いた。「結婚はしたいが、特に何もしていない」は32.6%で、20代で4割強とやや高かった。

結婚したいと思わない人に理由を尋ねたところ、「一人の方が気が楽」「自分の都合で生活できない」が4~5割、「結婚の必要性を感じない」「結婚願望がない」「自由に使える時間・お金が減る」が各3割弱、「今の生活で十分幸せ」「結婚に魅力を感じない・よいイメージがない」「経済力がない・経済的に不安定」「義父母や親戚などとのつきあいが面倒」が各2割強となった。

男女別にみると、「経済力がない・経済的に不安定」「家族を養う責任が生じる」は男性、「義父母や親戚などとのつきあいが面倒」「一人の方が気が楽」「今の生活で十分幸せ」は女性で多い傾向がみられた。