レクサスは7日、SUV「RX」を一部改良するとともに、3列シートのロングバージョン「RX450hL」を新たに設定して発売した。

  • 「RX450hL」(オプション装着車)

「RX」は、グローバルに展開するレクサスブランドの中核モデルであり、1998年の投入以降、ラグジュアリーSUV市場の先駆者として全世界で好評を博してきた。今回の一部改良では、18インチアルミホイールをよりメタリックな塗装としたほか、セキュリティ機能を強化した。レクサスのターボエンジン搭載ラインアップ充実に鑑み、「RX200t」の名称を「RX300」に変更している。

新設定された「RX450hL」は、本来の流麗かつ堂々とした力強いエクステリアの印象はそのままに、全長を拡大したほか、電動格納式のサードシートを採用して7人乗り仕様のロングバージョンを実現したモデルとなる。

  • 「RX450hL」の内装(オプション装着車)

1列目から3列目にかけて視点を高くするシアタースタイルの空間構成とし、左右に配置した3列目専用のエアコンを採用。分割可倒式のセカンド・サードシートにより、段差感の少ないフラットなフルラゲージモードなどの幅広いシートアレンジを可能とした。ワンタッチで前に倒れるセカンドシートの採用で乗降性の良さに配慮するなど、優れた利便性も確保している。

価格は、2.0L直列4気筒ターボエンジン搭載の「RX300」が497万2,000~622万1,000円、ハイブリッド車の「RX450h」が604万7,000~743万6,000円、今回設定されたハイブリッド車のロングバージョン「RX450hL」が769万円(価格はすべて税込)。