女優の柴咲コウと俳優の鈴木亮平が11月30日、東京・渋谷のNHKで行われた大河ドラマ主演バトンタッチセレモニーに出席した。

鈴木亮平と柴咲コウ

左から鈴木亮平、柴咲コウ

バトンタッチセレモニーには、現在放送中の大河ドラマ『おんな城主 直虎』で主演を務めている柴咲コウ、来年の大河ドラマ『西郷どん』で主人公の西郷隆盛を演じる鈴木亮平が登場。柴咲からは、同ドラマのゆかりの地でもある静岡県浜松市のみかんを、そして鈴木からは薩摩切子が手渡された。

すでに撮影修了している柴咲は「最終日にクランクアップした時は、ずっと走ってきたものが終わったという喜びと達成感と少しの寂しさがありました」と振り返るも、「放送がまだ続いているので、最終回をきちっと見届けたいと思います」と心はまだ大河ドラマにある様子。対する鈴木は「まずは1年間お疲れ様でした」と柴咲の労をねぎらい、「僕はまだ走り始めたところなんですが、大河のバトンは重いものだと思っています」と表情を引き締めた。

すでに『西郷どん』の収録はスタートしており、バトンタッチセレモニーも同ドラマのセットで実施。鈴木は「大河ドラマは改めてチームワークだと思っています。セットもそうですし、すごい人数のスタッフさんによるチーム制で、共演者の方も毎回違います。チーム一丸となって一つの作品をどう作っていくのか、自分に問い掛けながらやっていきたいと思います」と決意を新たにした。その鈴木から大河ドラマで気をつけた点を問われた柴咲は「どう集中力を保てるか。撮影が1年以上だし、ふらっと脇に逸れたりすることもあると思って、私は予防策として狭い部屋に引っ越しました。狭い部屋でセリフを覚えて寝るだけの生活。そこからNHKに通っていました。真似できないですよね(笑)」と自分を追い詰めて撮影に臨んだことを告白。続けて「鈴木さんはそこまでしなくても大丈夫だと思いますよ」と鈴木を安堵させ、「どうやってリラックスするのか、気分転換ですよね。セリフを覚えると脳みそが疲れるので、身体を動かしながらバランスを取っていました」と柴咲なりの長期間にわたる撮影を乗り切るコツを伝授した。

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