相鉄グループ創立100周年を記念する初の展覧会「いま、むかし、みらい 大相鉄展」が12月16~25日、横浜髙島屋で開催される。実物の運転シミュレーターやVRゴーグルを使用した展望体験をはじめ、さまざまな体験イベントも用意される。

  • 相鉄線に導入される新型車両20000系

  • 1968年に撮影された旧5000系

展示される運転シミュレーターは相鉄線の運転士が実際に使用しているもので、運転士がデモンストレーションを行うほか、抽選で来場者も体験できる。VRゴーグルでは、運転席からの走行風景や2019年度開通予定の相鉄・JR直通線のトンネル内の映像が楽しめる。相鉄線歴代制服の紹介や運転士のカバンの中身公開、相鉄線の座席や相鉄バスの方向幕展示など、興味深い展示物も登場する。

ホームから線路に物を落とした際に駅員が使用する「安全拾得器」や、駅員が車掌にドアを閉めるタイミングなどを知らせる際に使う合図灯、放送器などの操作体験も可能。鉄道信号機や踏切非常ボタン、鉄道車両方向幕などの実物も展示する。その他、記念撮影用の相模鉄道・相鉄バスの制服貸出し、相鉄社員が作った鉄道ジオラマ展示、相鉄グループ社員の働く姿を収めたミニ写真展なども予定されている。

入場無料で、来場者には相鉄線の車両をデザインしたきっぷ型の記念硬券をプレゼント。現役鉄道マンがきっぷにはさみを入れるサービスもある。