マイケル・ペイジ・インターナショナル・ジャパンは11月29日、日本で勤務している会社員を対象とした福利厚生に関するインターネット調査の結果を発表した。有効回答は300人。

人気の福利厚生、1位「有給休暇」

「福利厚生は大切だと感じている」と回答した会社員は96%。入社する前に福利厚生について尋ねたことがある会社員は88%だった。

最も必要としている福利厚生を聞くと、1位は「有給休暇」となり、日本の会社員はリフレッシュできる「オフの時間」を最も望んでいることがわかった。なお、2015年に実施された厚生労働省調査によると、日本での有給休暇日数の平均消化率は48.7%で、先進国の平均日数を大幅に下回っている。

以下、2位「フレックスタイム」、3位「住宅手当、社員寮、社宅」、4位「健康診断」、5位「在宅勤務」と続いた。

  • 福利厚生人気ランキング

海外では人気が高まっているものの、日本ではまだ珍しい福利厚生がある。そこで日本でも導入してほしい福利厚生を尋ねたところ、1位「サバティカル(長期休暇)」、2位「旅行手当」、3位「無料のお菓子・飲料」、4位「パワーナップ部屋(仮眠・昼寝用)」、5位「マッサージ」の順となった。