東京都交通局は14日、「都営フェスタ2017 in 浅草線」の開催について発表した。東京都交通局馬込車両検修場にて12月9日10~14時(最終入場13時30分。雨天決行・荒天中止)に開催され、車両撮影会では都営浅草線の新型車両5500形を初展示。都営浅草線5300形、都営大江戸線12-000形などの車両も並ぶ予定だという。
「都営フェスタ」は「都営交通をご利用されるお客様に交通事業を理解していただき、より一層親しみを持っていただけること」(東京都交通局)を目的に毎年開催され、車両撮影の他に車庫内見学なども行う。今年の車両撮影会に展示される新型車両5500形は、2018年春頃に運行開始(予定)し、その後も順次導入して2021年度末までに全27編成を置き換える予定。「日本らしさとスピード感が伝わる車両」をコンセプトに、歌舞伎の隈取りを現代風にアレンジした凛々しく躍動感のある外観デザインが特徴となる。
車両撮影会では都営浅草線の新型車両5500形と既存車両5300形、都営大江戸線12-000形に加え、都営浅草線と相互直通運転を行う各社の車両も並ぶ予定。展示車両は都合により変更される場合がある。その他、小学生以下の子と保護者が対象の5300形の運転台見学・洗浄線試乗(ともに事前申込制。大人のみの見学は不可)、モーターカー・高所作業車・検測車などの保守車両展示、工場内見学、グッズ・鉄道部品販売も予定されている。
なお、会場の混雑状況に応じて入場規制をかける場合があるほか、「係員の指示をお守りいただけない方や、当局が危険と判断した場合は、イベントへの参加をご遠慮いただくことがあります」とのこと。会場の馬込車両検修場は都営浅草線西馬込駅南口から徒歩5分。会場に駐車場・駐輪場がないため、公共交通機関を利用しての来場を呼びかけている。