楽天リサーチは11月7日、「結婚に関する調査」の結果を発表した。調査期間は2017年10月13~14日、有効回答は20~69歳の楽天リサーチモニター1,000人。

結婚相手に求める条件、女性の過半数が「経済力」

結婚についてどのように考えているか尋ねたところ、「出来ればした方が良い」が最も多く43.1%。「した方が良い(「必ずした方が良い」+「出来ればした方が良い」)の合計は52.2%だったのに対し、「しなくて良い(「無理してしなくて良い」+「しなくて良い」)」の合計は23.5%だった。

結婚生活を始めるのに必要だと思う夫婦の合計年収は、「400万円~500万円未満」が19.3%で最多。以下、「300万円~400万円未満」が17.1%、「500万円~600万円未満」が15.8%、「600万円~700万円未満」が10.3%と続いたほか、「収入は関係ない」という人も4.8%いた。なお、性年代別では差が見られなかったという。

結婚生活を始めるのに必要だと思う夫婦の合計年収について

結婚相手に求める条件を聞くと、「一緒にいて気が楽」が68.3%でトップ。次いで「価値観が近い」が67.8%、「一緒にいて楽しい」が53.1%、「金銭感覚が近い」が42.4%となった。

性別でみると、「経済力」と答えた割合は、女性55.5%、男性8.6%と、両者の間に46.9ポイントもの差が開いた。また男性は「家事や家計を任せられる」との回答が20.9%と女性(9.9%)より10ポイント以上高いのに対し、女性は「家事が分担できる」が25.5%と男性(12.0%)より10ポイント以上高く、同社は「男女間における家事分担の感覚が異なることが見てとれた」と述べている。