女優の満島ひかりが11日、横浜市内のスタジオで行われたTBS系火曜ドラマ『監獄のお姫さま』(10月17日スタート、毎週火曜22:00~)の取材会に、主演の小泉今日子らと共に出席した。

満島ひかり

宮藤官九郎脚本のこのドラマは、女子刑務所の中という過酷な状況でたくましく生きる女たちの群像劇。罪を犯した5人の女たちと、罪を憎む1人の女刑務官が、ある男への復讐を始めるが、まさかのハプニングばかり!? 彼女たちの生き様を通して、絆、友情、生きる意味を描く。

満島が演じるのは、小泉、菅野美穂らが入所した女子刑務所のスパルタ刑務官・若井ふたば。「刑務官なんですけど、みんなに八つ当たりする役です。先輩方や夏帆ちゃん、伊勢谷さんにいろんなひどい言葉を吐くような役です」と自身の役を紹介した満島は、「宮藤さんなんでこんなにキツイ言葉を言わせたがるんだろうと思いながら、言ってる方も胸が痛くなりながらやっています」と話した。

すると、小泉や満島らの復讐のターゲットになるイケメン社長を演じる伊勢谷が、「『黙れクズ』って言うの楽しみ」と満島が現場で話していたことを暴露。「それを聞いて、今のを聞いて、怖いな女性はって…」と笑わせた。

満島はまた、刑務官役について「みんなの生活をまとめる役割や、個人的な悩みに向き合って話をしていると、お母さんみたいな気持ちになる。この子たちが刑務所の外に出たら自由に生きていってほしいなとか」とコメント。「私は兄弟が多くてお姉ちゃんなので、自分に合った役割をやっているような感じがしています」としっくり感じているようだ。

取材会には、小泉、満島、伊勢谷のほか、夏帆、坂井真紀、森下愛子、菅野美穂、金子文紀プロデューサーが出席した。

左から坂井真紀、夏帆、満島ひかり、小泉今日子、菅野美穂、伊勢谷友介、森下愛子