MMDLaboは7月12日、「2017年フリマアプリに関する利用実態調査」の結果を発表した。同調査は、同社が運営するMMD研究所とコロプラが提供するスマートフォン向けインターネットリサーチサービス「スマートアンサー」との共同調査により行われたもの。
フリマアプリの利用理由、「安く買えるから」
スマートフォン所有者に事前調査としてフリマアプリの利用経験を聞くと、「現在利用している」は31.4%、「過去に利用したことがある」は15.2%で、計46.6%が利用経験があることが判明。前年と比べると、利用経験者は10.9ポイント増加した。
フリマアプリ利用経験者を対象とした本調査において、アプリで購入したことがある商品を尋ねると、男性10代・20代・30代の1位は「エンタメ・ホビー」(10代31.6%、20代29.6%、30代27.7%)、女性10代の1位は「エンタメ・ホビー」(36.5%)、女性20代・30代の1位は「洋服」(20代41.4%、30代42.7%)となった。
出品したことがある商品の1位は、男性10代が「エンタメ・ホビー」(36.8%)、男性20代が「ゲーム」(32.5%)、男性30代が「洋服」(31.6%)、女性10代が「エンタメ・ホビー」(43.1%)、女性20代・30代が「洋服」(20代58.4%、30代62.6%)となった。
フリマアプリを利用した理由は、「安く買えるから」が50.5%でトップ。以下、「不要なものが売れるから」が37.9%、「簡単に利用できるから」が36.7%と続いた。
利用しているフリマアプリは、1位「メルカリ」(74.1%)、2位「ラクマ」(18.3%)、3位「Fril」(12.9%)となった。
調査対象は13~39歳のスマートフォン所有者。事前調査の調査期間は6月7日~12日、有効回答は2万3,107人。本調査の調査期間は6月9日~12日、有効回答は1,837人。