7月29日に公開される映画『東京喰種 トーキョーグール』を記念し、5月27日~6月28日の期間限定で東京・池袋PARCOにコラボレーションカフェ「東京喰種 CAFE」が登場。原作コミックに登場するさまざまなメニューが提供されるとのことで、さっそくお披露目会に行ってきた。
累計発行部数2,300万部を誇る人気コミック『東京喰種』は、集英社『週刊ヤングジャンプ』に連載されている作者・石田スイのダークファンタジー。現代の東京を舞台に、見た目は人ながらも人肉を喰らうことでしか生きられない怪人「喰種(グール)」と、彼らを排除しようとする人間との戦いが描かれている。2011年に連載がスタートし、現在は新編の第二部(『東京喰種 :re』)として連載中だ。
食べるを躊躇させる最恐メニューの数々
今回、池袋PARCOの「THE GUEST cafe&Diner」が期間限定のコラボレーションカフェ「東京喰種 CAFE」となり、原作にちなんだメニューを提供する。
……のだが、そのメニューがかなり過激。原作には、「人肉のバーガー」や「目玉のムース」といった思わず「ウエッ!」とくるゲテモノ料理が多数登場する。これが、同店では素晴らしいほどのクオリティで再現されているのだ。
実際、メニューを目の前にしてみると、食べるのを躊躇する。メニューは、まずメインディッシュのフードが4種。中でも「カネキの隻眼カレー」(1,280円)は、注文すると主人公・カネキのマスクを試着&写真撮影できるとあって、原作ファンならマストでオーダーしたい。真っ赤なカレールー、黒色のライス、その上に隻眼の瞳がトッピングされている。
また、物語序盤で度々登場する人肉バーガーこと「本当にこれを食べるのか…? バーガー」(1,480円)も再現されている。原作では中身がわからなかったが、お店ではもちろんオープン可能だ。中には、パティで具材を挟んだバンズなしの肉々しいバーガーが入っていた。ポテトとサラダも別添えでついてくる。
さらに、ヒナミちゃんが食べていたお肉も「ヒナミのハンバーグ」(1,680円)としてメニュー化されている。。飛び散った血を再現した真っ赤なハンバーグソースが恐怖感をそそる。もう一品は、人間側のメニュー「亜門のかき揚げうどん」(1,180円)。捜査官・亜門が仕事帰りに食べていたうどんが再現されており、小鉢には漬物とともにクインケ風のソーセージがのっている。
原作ファン待望の「まずいサンドイッチ」も登場
ファンの間で密かに一番食べてみたいと噂されているのが、サイドメニューの「まずいサンドイッチ」(480円)。喰種は人間の食べ物が口に合わず、まずくてしょうがない。主人公・カネキは物語の中で、このサンドイッチを食べてあまりのまずさに悶絶していた。ちなみにこのサンドイッチは、喰種の味覚が体感できるメニューとして、見た目だけでなく"まずい味"も再現されている。まさしく「パンは無味無臭のスポンジみたいで、レタスは鼻の奥まで青臭いし……」みたいな味かも。
このほかにも、デザートが3種、ドリンクも4種類そろう。原作おなじみのメニューとしては、「月山の目玉ムース」(1,280円)。美食家の喰種・月山が食べていた目玉の一皿が再現されている。また、マニアックなのが「ネコのカフェラテ」(780円)。ヒロインのトーカがつくったものではなく、カネキがトーカになりすまして親友・ヒデにつくったカプチーノをイメージしている。
ウタ、什造、トーカ、呉緒といった人気キャラクターたちにちなんだメニューもあり。ドリンクを注文すると、オリジナルステッカー全10種の中からランダムで1枚をもらえる。
オリジナルグッズも見逃せない
同店の物販スペースでは、原作イラストのTシャツ、タオル、クリアファイル、ポスターなど多彩なグッズも販売、映画の衣装展示も行われるのでチェックしたい。
「東京喰種 CAFE」の開催場所は、池袋パルコ 本館7階「THE GUEST cafe&diner」。開催日時は、 5月27日~6月28日の10~22時(最終日のみ~19時)となる。
※価格はすべて税別