映画『猿の惑星』シリーズ最新作『猿の惑星:大戦記(グレート・ウォー)』の日本公開が2017年10月に決定し、シーザーと謎めいた少女が映し出されたポスタービジュアルが31日、公開された。

『猿の惑星:大戦記(グレート・ウォー)』ポスター

『聖戦記(グレート・ウォー)』と命名された本作では、地球の支配者が変わりゆく激動の歴史のうねりがついにクライマックスを迎える。カリスマ的な主人公のシーザーが、リーダーとしての使命感と家族を奪われた復讐心の狭間で葛藤するドラマを核にした映像世界。果たして未来を切り開く"希望の地"へたどり着くのは猿か、それとも人類か。誰もが知っている結末の、誰も知らなかった壮絶なドラマが明かされる。

公開されたポスターには、強い決意の表情をしたシーザーの背後に新たに登場する謎めいた少女ノバが描かれ、"そして、猿の惑星になる。"という衝撃的なキャッチコピーが。猿のシーザーと人間のノバは対峙しているのではなく、ノバがシーザーの背中に隠れているようにも見て取れる。ノバとシーザーの関係は? ストーリーはまだ謎のベールに包まれている。

シリーズを通してシーザーを演じ続けるアンディ・サーキスは「このシリーズの素晴らしい点は、人間と猿のストーリーを適切なバランスで見せていることだ。シーザーは明らかに多くの意味で両方の世界に関係している」と、人間に育てられたために人間に対する敬意を抱きながらも、自分の種を助けようという思いの間で葛藤に陥っているシーザーについて改めて振り返る。そして、前作に引き続きメガホンをとったマット・リーヴス監督は「本作のスケールは、シリーズのどの映画よりも大きいが、一方で中心となる核はそのまま維持している。つまり、シーザーと猿たちに関係する感動のストーリーということだ」と明かした。

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