ビー・エム・ダブリューは9日、スポーツカー「M3」「M4」を一新し、全国のBMW正規ディーラーで販売を開始した。同時に「M3」「M4」のコンペティションモデルもラインアップに追加する。
「M3」はサーキットでの最高の運動性能と日常走行における高い実用性をあわせ持つモデルとして、1986年の初代モデル登場から高い評価を得ている。現在は第5世代目の「M3」が販売されているが、その前世代「M3 クーペ」の後継モデルとして「M4」が販売されている。
今回のモデルチェンジでは、フロントにデイタイム・ランニング・ライト機能付きの新世代ヘキサゴナル・デザインのアダプティブLEDヘッドライトが採用された。リアについてはLEDテールライト(「M3」には採用済み)、ブラックカラーの19インチアルミホイールを採用。より精悍で存在感のあるデザインとしている。
ラインアップに追加された「M3 コンペティション」「M4 コンペティション」は、エンジンの最高出力を19PSアップした450PSまで高め、0-100km/h加速は4.0秒を誇る。ダンパーおよびスタビライザーの特性を専用に変更したアダプティブMサスペンションも設定されており、デザイン面では軽量構造の20インチ鍛造アルミホイールなどが特別感を演出する。
価格は「M3」(M DCT)1,185万円、「M4」(MT)1,157万円、「M4 コンペティション」1,279万円など(価格はすべて税込)。