JR東日本は4日、「Suicaポイント」を「JRE POINT」へ共通化すると発表した。サービス開始日は2017年12月5日を予定している。駅ビルなどの利用で貯まる「JRE POINT」と、登録した「Suica」の利用で貯まる「Suicaポイント」をひとつにまとめ、合算して利用できるようになるという。
「Suicaポイント」と「JRE POINT」の共通化により、従来の「Suicaポイント」加盟店はウェブで登録した「Suica」の利用でポイントが貯まる「JRE POINT」加盟店に移行。駅ナカ・街ナカともに「Suica」の利用で「JRE POINT」が貯まるようになる。貯まった「JRE POINT」は1ポイントを1円として「Suica」にチャージできる。2018年3月には、貯まった「JRE POINT」を東海道線・総武線(快速)などの普通列車グリーン車で使える「Suicaグリーン券」に交換できるサービスもスタートする予定だ。
「Suica」で「JRE POINT」のサービスを利用するには、「JRE POINT」のウェブサイトで「Suica」の登録が必要。すでに「Suicaポイントクラブ」会員となっている場合も「JRE POINT」への移行手続きが必要になる。詳細は決まり次第発表される。
なお、「JRE POINT」への共通化にともない、「Suicaポイントクラブ」のサービスは2019年3月で終了する。これに先立ち、今年10月31日をもって「えきねっとポイント」「EASTYLE ポイント」「CoCoLo ポイント」を除く提携ポイントとの交換を終了。ポイント交換の事前手続きの申込みも9月30日をもって終了となる。