もうすぐ新生活の始まる季節。そろそろ実家を出て一人暮らしをしてみたいと考えている人も多いのではないでしょうか。ただ、気になるのはその生活費。実家暮らしと比べて、出費はどう変わるのでしょうか。今回は、一人暮らしの費用や節約、家計管理法について紹介しましょう。
一人暮らしの初期費用は?
実家を出て一人暮らしを始めるには、まず初期費用がかかります。引っ越し費用、家具や家電の購入費、新居の敷金や礼金。その他にも、火災保険料など、細かい費用を合わせれば、かなりの金額になりそうです。一人暮らしに憧れはあるものの、はじめに大きな出費があることで、なかなか踏み出せない人も多いのではないでしょうか。
一般的に、一人暮らしの初期費用には家賃の6カ月分程度がかかると言われています。例えば、家賃6万円の部屋に住む場合、初期費用の目安は36万円ほど。もちろん、工夫を重ねて初期費用を安く抑えることはできますが、これ以上のお金がかかる場合もあります。いざ家を出ようとしたときに困らないよう、お金を貯めやすい実家暮らしのうちから、計画的に貯蓄をしておきたいですね。
生活費はどのくらいかかる?
家計の中で大きな割合を占めるのが家賃です。実家暮らしでは、生活費を家に入れている場合でも、家賃を支払わなくていいのは大きなメリットでしょう。家賃を支払っているつもりで、その分を貯蓄に回すことも可能になるはずです。とはいえ、一人暮らしでは当然自分で支払いますので、家賃が家計を圧迫するようなことは避けたいもの。家賃は、できる限り収入の2.5割までに抑えたいところ。それが難しい場合でも、3割は超えないようにしましょう。
意外と多いのが、物の収納スペースを確保するために、広い部屋を借りなければいけないというケース。不要な物を処分したら、一回り狭く家賃の低い部屋でも快適に生活できることもあります。また、収納スペースが限られていると思えば、むやみやたらに物を買うこともなくなり、結果的に節約にもつながるでしょう。
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