オーネットは1月5日、「2017年 新成人の恋愛・結婚意識調査」の結果を発表した。調査期間は2016年12月1~5日、調査対象は1996年4月2日~1997年4月1日生まれまでの2017年に新成人を迎える独身者600人。

「割り勘派」が前年度調査から大幅増

ふだんのデート費用についての考えを聞くと、「割り勘がよい」と回答した女性は53.0%と前年(36.3%)を大幅に上回った。他方、「男性がすべてを払うのがよい」と「男性がやや多めに払うのがよい」の合計は男性の方が多かった(男性60.7%、女性45.3%)。

デートの費用について

理想の誕生日プレゼントの金額は、女性は「5,000円~1万円」(45.3%)、男性は「5,000円未満」(48.0%)が最多。また、5人に1人に当たる20.3%の女性が「1万円~3万円未満」のプレゼントを期待していた。

「結婚とお金」について調べたところ、「経済的な基盤がないと結婚できない」との質問に対し、新成人の6割が「はい」と回答(男性59.7%、女性65.3%)。しかし、その基盤の中身についてみると、「家庭の経済基盤を支える責任は夫にある」との問いに対し、男性の50.7%が「はい」と答えた一方、女性の42.7%は「いいえ」と回答し、さらに66.3%の女性が「結婚するには女性の収入も重要な条件である」と考えていることがわかった。

同社は「前述の『デート費用は割り勘』でもそうでしたが、女性に対して責任感を強く感じている男性と、お金については男女で平等に考えるのが自然という女性の意識の違いが伺えます」と分析している。

「2人で生活した方が経済的に安定できる」との質問には、男性の54.7%、女性の65.3%が「はい」と回答。同社は「経済的な面でも結婚は大切であるという点では、考え方が一致している」とみている。