アイドルグループ・V6の岡田准一が、8日に放送されたTBS系バラエティ番組『櫻井・有吉THE夜会』(毎週木曜21:57~22:54)で、アイドルとして劣等感を抱いていた過去を打ち明けた。
1995年8月に14歳でジャニーズに入所し、その3カ月後にV6としてデビューした岡田だが、昔はアイドルとして劣等感を抱いていたそうで、「何をやっても向いてると思えなくて、アイドルというものに対して難しい時期があった」と告白。また、「うちのグループだと森田(剛)君が天才肌だけど、天才肌の人たちを見て『俺は普通だ』って若い頃に悟った」と語った。
バラエティ番組と距離を置いていた時期もあったようで、ほかのメンバーは「何言ってんだ」という感じだったと回顧。「メンバーに迷惑かけたこともたくさんあると思うし、傷つけたこともあるだろうし、反抗期って今は笑って言えるけど、メンバーとも口をきかなかった」と振り返り、「それを許してくれたメンバーがいてっていうか…」と感謝した。
そして、悩んでいた10代の頃に、ある先輩から「俺はバラエティの司会に命かけてるから」と言われ、「命かけるものって何かなと思っていたら、芝居がやりたいと思って」と俳優の道を考え始めたという岡田。「でも自信はなくて、いくらやっても向いていると思えなくて、そういうときに緒形(拳)さんとか渡(哲也)さんとか田村正和さんとか、大先輩の方々が『続けなさい』って。初めて『向いてるよ』って言ってくれたりして」と勇気づけられたという。
日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するなど、俳優として地位を確立している岡田だが、「自分で自分のことをまだ認めてないから、これからかな」と述べ、「俳優の仕事だろうとグループの仕事だろうと、いい仕事したい」と発言。さらに、「V6岡田准一は本当にメンバーに感謝してる。メンバーに幸せでいてほしいと思えるようになった。それだけ俺のこともそうだし、いろんなことがあったから。共に過ごしてきた時間を大事にできる自分でもいたいし。すてきな人たちだけどね、本当に」とメンバーへの思いをしみじみ語った。