Q.子どもが赤ちゃんの時、市販のベビーフードを利用していましたか?

赤ちゃんのためのベビーフード、今では種類も豊富で、栄養面でも優れ、便利なものが数多くそろっている。一方で、ベビーフードを使いすぎると、自分が手抜きしているように感じてしまうというパパ・ママも多いかもしれない。

そこで今回は、マイナビニュース会員のうち子どものいる女性300名に、市販のベビーフードをどれくらい利用していたか教えてもらった。

Q.子どもが赤ちゃんの時、市販のベビーフードを利用していましたか?

はい 77.3%
いいえ 22.7%

Q.どのくらいの頻度で利用していましたか?

1位 外出時など必要に応じて 27.6%
2位 3食に1回 25.0%
3位 週に2～3回 17.2%
4位 週に3～4回 12.9%
5位 毎回 10.3%

ベビーフードを利用した

■外出時など必要に応じて
・「衛生的で、長期保存できるので、主に外出時に利用した」(47歳/その他/その他・専業主婦等)
・「夏場の外出時などは、作ったものを持ち歩くよりも衛生面的にも安全ですし、便利だったので」(35歳/その他/その他・専業主婦等)
・「外で食べる時は市販の方が持ちやすいし、衛生面でも安全だから。あと、食べた後に捨てられるから」(45歳/その他/その他・専業主婦等)
・「持ち運びに便利。常温でおいしく食べられる」(49歳/その他/その他・専業主婦等)
・「出先でぐずった時は、取りあえず食べ物でなだめる」(36歳/その他/その他・専業主婦等)
・「アレルギーがひどいから」(32歳/その他/その他・専業主婦等)

■3食に1回
・「種類が豊富で子どもも喜んで食べたから」(52歳/その他/その他・専業主婦等)
・「できるだけ手作りをしたが、メニューがマンネリ化したから」(55歳/その他/その他・専業主婦等)
・「栄養バランスのとれた離乳食を、全て手作りするのは難しい」(38歳/その他/その他・専業主婦等)
・「忙しいので、子どもをご飯で待たせるのがかわいそうな時は、惜しみなく使った」(36歳/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「朝は親がパン食。そのため子どもに分けられず、ベビーフードを利用した」(48歳/その他/その他・専業主婦等)

■週に2～3回
・「レパートリーに苦戦。栄養面での心配で、追加で食べさせた」(48歳/その他/その他・専業主婦等)
・「どうしてもしんどいときや、お出掛けの時のみ利用していたため」(40歳/その他/その他・専業主婦等)
・「出掛けた時のお弁当」(48歳/その他/その他・専業主婦等)
・「いろいろと便利なベビーフードがあるので、めんどうな時は使ってました」(41歳/その他/その他・専業主婦等)
・「子どもがよく食べてくれた」(39歳/流通・チェーンストア/販売・サービス関連)

■週に3～4回
・「わが子はママがいないとすぐに泣き出すタイプで、家事すらもなかなか満足にできないことが多かったため、離乳食を手作りするのが面倒な時に、よく利用しました」(46歳/その他/その他・専業主婦等)
・「日常生活の中で忙しくて作るひまが無かった時、母親の体調が悪い時、誰かに子どもを預けた時、外出した時にはベビーフードを食べさせていた」(30歳/その他/その他・専業主婦等)
・「さまざまな種類の食べ物を与えたかったけど、全てを作るのが大変だったから」(52歳/その他/その他・専業主婦等)
・「毎回作るのは大変なので、ほどよく利用した」(34歳/その他/その他・専業主婦等)

■毎回
・「特に2人目は毎日。仕事もしつつだったし、上の子の手もかかる時期だったので。2人目は、1人目より、ベビーフードに頼ってました」(35歳/ドラッグストア・調剤薬局/販売・サービス関連)
・「仕事と子育ての両立は大変で、頼らざるをえなかった」(43歳/生命保険・損害保険/営業関連)
・「調理の味付け用などに、食材と混ぜて使用した」(43歳/その他/その他・専業主婦等)
・「作るよりも種類も豊富でお手軽なお値段で買えるので」(41歳/その他/その他・専業主婦等)
・「手作りの食事やフルーツを食べてくれなくなったが、ベビーフードなら食べてくれたから」(44歳/その他/その他・専業主婦等)

ベビーフードを利用しなかった

■利用しなかった理由
・「一度食べさせたけど、食べなかったので」(45歳/その他/その他・専業主婦等)
・「高いから」(37歳/その他/その他・専業主婦等)
・「手作りが安心安全で、何を食べさせたかきちんと把握できる」(40歳/その他/その他・専業主婦等)
・「添加物や産地が気になったので」(47歳/その他/その他・専業主婦等)
・「大人の取り分けをしたらよかったので」(36歳/その他/その他・専業主婦等)
・「料理は趣味だから、手作りが苦にならなかった」(33歳/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)

■総評
市販のベビーフードを利用していた人は77.3%と多数派で、多くの人が一時期ベビーフードの恩恵に与っていることが分かった。

ベビーフードを使うタイミングとしては「外出」時がやはり多いようだ。安全面、衛生面、持ち運びやすく容器を捨てられる利便性なども考えると、ベビーフードは赤ちゃんを連れてお出掛けするのに必携ともいえるアイテムだ。離乳食が始まったばかりだと半液体状のものが多く、「瓶詰めのベビーフードが便利だった」という声もあがっていた。

使う頻度で最も多かったのは「3食に1回」で25%だった。バラエティーに富むベビーフードは、仕事で忙しい人、レパートリーがマンネリ化して困っている人、疲れてちょっと手抜きをしたい人の強い味方になっているようだ。また、手作り派でも栄養バランスを考えて補助的に使っている人もいた。「ベビーフードだとよく食べる」赤ちゃんもいるようだ。

ベビーフードを利用していなかったと答えた22.7%の人は、「子どもが食べなかった」「添加物や産地が気になったので」「手作りが安全」という意見が見られ、こだわってベビーフードを選択していない人も多かった。2人目以降になるとそのこだわりが薄れるのか、惜しみなくベビーフードを使う人もいれば、大人の食事を取り分けるので全く使わないという人もいた。

「使えるものは使え」と合理的に子育てを進めるお母さんがいる一方で、手作り信仰からか、ベビーフードを使うことに「罪悪感がある」というお母さんもいた。それぞれの家庭状況や子の性質、方針に合わせて、苦しまない程度にベビーフードを利用してほしい。

調査時期: 2016年9月2日～2016年9月26日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 子どものいる女性300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真はイメージで本文とは関係ありません