カンムとオリエントコーポレーションは9月16日、Visaプリペイドカード発行事業において提携し、Visaプリペイドカード「Vandle(バンドル)」を発行開始した

Visaプリペイドカード「Vandle」

Vandleのメインターゲットは、現在クレジットカードを持てない高校生やクレジットカードに抵抗のある大学生を想定。アプリをインストールしたらすぐにカード番号が割り振られ、チャージするとすぐに使える。

バーチャルカード(プラスチックカードではなくカード番号だけを提供し、インターネット決済で使えるカード)は、アプリをインストールして、ID/パスワード、生年月日の入力と電話番号認証を経て利用できるようになる。また、利用時にはリアルタイムでPush通知がくるので使った金額が確認でき、不正利用の防止にもつながるという。

実店舗でも使いたい人は、アプリで住所を入力し、リアルカード(プラスチックカード)の申し込みをするとカードが送付される。リアルカードの提供は9月下旬を予定。

年齢制限無し(20歳未満は親権者同意許諾要)で有効期限は5年。入会金無料(リアルカードの発行・再発行、カードの一定期間の未利用、解約時には所定の手数料がかかる)。チャージ上限額は1回3万円、月間12万円、有効期限内100万円、残高上限額は10万円。

申し込みは、iTunes Storeからアプリ「バンドルカード - 誰でもすぐにネットで買い物できるVisaカードアプリ」をインストールする。Android版とWeb版も今後提供予定。

チャージ方法はコンビニ決済(ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、サークルKサンクス、セイコーマート)、クレジットカード決済(Visa、Mastercard)、キャリア決済(NTTドコモ)。チャージにかかる手数料は0円。今後、ペイジー決済やネットバンク振込にも対応する予定とのこと。利用可能範囲は、海外のインターネットVisa加盟店、日本国内のVisa加盟店(一部の加盟店を除く)。支払い方法はショッピング1回払いのみ。