JR西日本と姫新線利用促進・活性化同盟会は、姫新線が旧路線名の姫津線から現在の名称に変わって今年で80年を迎えることを記念し、10~11月に各種記念企画を展開する。

姫新線で活躍するキハ127系(写真左)・キハ122系(同右)

80周年の記念日となる10月10日に合わせ、記念ヘッドマーク列車と記念絵画列車が姫新線に登場。ヘッドマーク列車は沿線の兵庫県立龍野北高校総合デザイン科の生徒が姫新線をテーマにデザインしたヘッドマークを列車の前後両面に掲出する。ヘッドマークは全部で26種類あり、10月10日から2017年3月31日までの約半年、順次取り換えながら運行する。

記念絵画列車は10月10日から12月11日まで、約2カ月間にわたって運行。姫新線を走行するキハ127系1編成(2両)の車内吊りに、沿線の小学校の児童が姫新線に題材に描いた絵画を掲出する。掲出する作品は期間内に順次入れ替える。両列車が運行を開始する10月10日には、姫新線播磨新宮駅で出発式が開催される。

毎年実施している姫路鉄道部での車両基地公開も、今年は姫新線80周年記念として11月26日に開催。姫新線の紹介やミニトレインの運行、犬釘打ち体験、運転士・車掌体験などの催しを行う。