カルチュア・コンビニエンス・クラブはこのほど、「海外旅行に関するアンケート調査」を実施し結果を発表した。調査は7月22日~26日、過去3年間で海外旅行へ1回以上行ったことのある18~69歳のT会員の男女1,504名を対象に、インターネットで行われた。
「円高が理由で海外旅行に」が6割超
調査ではまず、「現在の円高が理由で海外旅行へ行くことを決めましたか?」と質問したところ、15.8%が「すでに海外旅行へ行った」と回答。さらに、「海外旅行へ行くことを決め、海外旅行の予約・手配をした(10.2%)」「海外旅行へ行くことを検討している(35.2%)」という人を合わせると、6割を超える人が円高を理由に海外旅行を決めていることがわかった。なお、「海外旅行へは行かないが、次回の旅行に向けて外貨両替をした」と回答をした人は2.5%にとどまった。
平均5日間、予算10~20万円が最多
続いて、1回の海外旅行に費やす日数と予算について教えてもらったところ、平均日数で一番多い回答は5日間、予算については「10万円~20万円未満(36.8%)」が最多回答となった。
また、過去3年間で海外旅行へ行った回数についても聞いたところ、「1回」が最も多く42.3%だった。次いで「2回(20.3%)」「3回(15.4%)」と続き、3回以上をまとめると37.4%という結果に。3割超の人が年1回のペースで海外旅行へ行っていることが明らかとなった。この結果を年代別に比較すると、18~29歳では「1回(46.7%)」が最も多く、同様に30~49歳では「2回(23.3%)」が、50~69歳では「3回(18.9%)」と、年代が上がるに連れ海外旅行へ行く回数が増える傾向が見てとれた。
目的はグルメ・見学・休暇
次に、海外旅行へ行く目的を複数回答で聞いたところ、「食事・グルメ(55.3%)」、「歴史的建造物・文化財などの訪問・見学(51.4%)」、「リゾート(休暇)を満喫する(50.5%)」がTOP3となり、いずれも半数を超えた。
最後に、これから行ってみたい国を聞いたところ、1位「ハワイ」、2位「台湾」、3位「イタリア」「オーストラリア」、5位「スペイン」という結果となった。