ザ・ゴールは8月9日、「リッチ層」意識・消費行動調査の結果を発表した。調査は3月22日~25日、リッチ層(世帯年収が2,000万円以上かつ金融資産5,000万円以上)600名、一般層8,687名を対象にインターネットで行われた。

「リッチ層」を6タイプに分類

金融投資(株式・債権・FX)を行っているリッチ層は38.0%、今後積極的に投資を考える銘柄は「国内株式」(38.2%)。「リスクを冒してもハイリターンを望む」はリッチ層で30.3%、一般層で9.5%、「金利は低くても安定性を求める」はリッチ層で44.0%、一般層で77.8%だった。

自分のよりどころを聞くと、リッチ層は「家族」(89.5%)、「お金」(78.2%)、「仕事」(53.3%)、一般層は「家族」(78.7%)、「お金」(32.5%)、「仕事」(13.5%)。「お金」の項目で大きく差が出た。また、リッチ層では1カ月で趣味に20万円以上を費やす人が14%を占める。

「ファッションは自己表現に欠かせない」はリッチ層が48.0%、一般層が14.1%、「ファッションにお金をかけることに抵抗がない」はリッチ層が33.7%、一般層が7.5%だった。またリッチ層の百貨店外商利用率は35.8%。「値段が高くても品質の良いものを買う」はリッチ層67.5%、一般層20.3%、「品質を見る目に自信がある」はリッチ層39.2%、一般層10.5%、「買うなら有名ブランドにしたい」はリッチ層34.7%、一般層9.0%となった。