楽天リサーチは6月30日、「山の日とお盆休みに関する調査」の結果を発表した。調査は6月17日~18日、楽天リサーチモニターの中から全国の20代~60代男女1,000人を対象に行われた。

「山の日」新設でお盆休みの予定に影響はある?

今年から新設された「山の日」(8月11日)という祝日の存在を知っているか聞いたところ、「名前だけは聞いたことがある」(43.7%)、「正確な日付を知っている」(30.1%)と7割以上が知っていた。

今年から新設された「山の日」の認知について

この祝日ができたことがうれしいかという質問には、約半数が「どちらでもない(48.6%)」と回答し、「とてもうれしい・うれしい」の合計が36.6%に対し、「あまりうれしくない・うれしくない」の合計は14.8%とうれしいと感じている人の方が多い結果となった。

「山の日」に実際に山に行きたいかを聞いたところでは、「行きたくない」(49.4%)が約半数で、「行きたい」(8.9%)に40.5ポイントの差をつける結果となった。「山の日」にちなんで、山に行きたいという意識の人はまだ1割にも満たない結果となった。また、性別で見たところでは、「行きたい」が男性(12.0%)、女性(5.8%)と、男性の方が約2倍の差をつけて高く、年代別では20代(13.4%)、30代(13.1%)が他の年代と比較してやや高くなっていた。

今年のお盆休みの予定について聞いたところ、「自宅で過ごす」(32.6%)人の割合が最も高かった。外出予定では、「お墓参り」(20.2%)、「帰省」(15.6%)の順に高かった。

また、「山の日」が新設されたことによりお盆休みの予定に何か影響があるかを聞いたところ、6割以上が「影響がない(65.9%)」と回答し、休日が1日増えたことで予定に影響のない人が多いことが分かった。

お盆休みの予定で「帰省」と回答した人に、帰省した際に親・家族などと話題にしたくない内容を聞いたところ、「お金の話」(16.0%)が最も高く、「仕事の話」(12.8%)、「介護の話」(12.2%)が続いた。「特にない」という回答も51.9%となった。年代別に見ると、20代は「結婚の話」(20.7%)、「恋人の話」(17.2%)が他の年代と比べ2倍以上の差をつけ最も高い