「愛があればお金なんて……」とはいうものの、結婚において切っても切り離せないのがお金の問題。あなたは、相手の年収がいくらあったら結婚を考えることができるだろうか? マイナビニュース会員の男女302人に質問してみた。
⇒「相手の年収がいくらあったら結婚できると思いますか?」の結果
Q.相手の年収がいくらあったら結婚できると思いますか?
1位 いくらでも 27.8%
2位 300万円 17.9%
3位 400万円 13.9%
4位 500万円 12.9%
5位 200万円 7.0%
Q.その理由を教えてください。
■いくらでも
・「嫁にはたよりたくはない」(56歳男性/放送・新聞/クリエイティブ関連)
・「特に相手に年収は求めません、それより子どもをしっかり育てて欲しい」(36歳男性/教育/専門サービス関連)
・「相手の収入を見て結婚するわけじゃないので、足りない分は補えばいいしなんとかなると思うから」(36歳男性/インターネット関連/IT関連技術職)
・「男は家庭の大黒柱となるべきですが、女性は家庭を支えられるだけの収入で良いと思います」(38歳男性/教育/公共サービス関連)
■300万円
・「贅沢しなければ大丈夫だと思う」(46歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「妊娠、出産などでしばらく働けなくなっても生活できる額」(39歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「相手には年収を求めないが、あるに越したことはない」(44歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「自分より年収が多くないと結婚できないわけではないが、年収があまりに少ないと家計が安定しないため」(51歳男性/広告・出版・印刷/事務・企画・経営関連)
■400万円
・「世帯収入で1,000万円が見えるから」(36歳男性/銀行/営業関連)
・「今の時代稼げる人は少ないので、そこそこあれば暮らしていけると思う」(59歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「2人で800万円あればできるんじゃない?」(46歳女性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
・「自分の年収が低いので、少なくとも自分よりも年収の高い人と結婚したい」(23歳女性/その他金融/営業関連)
■500万円
・「最低でもこのくらいほしいです」(23歳女性/その他電気・電子関連/事務・企画・経営関連)
・「それくらいあれば共働きして何とか食べていける、しかし本当はもっとあった方がいいと内心は思っている」(44歳女性/サービス/事務・企画・経営関連)
・「こちらが退職せざるを得なくなっても何とかやっていかれる金額だと思うので」(35歳女性/ソフトウェア・情報処理/専門サービス関連)
・「大金持ちでもなく貧乏でもなく、自分と身の丈が合う相手だと思うから」(42歳女性/その他/その他・専業主婦等)
■200万円
・「高望みはしない」(50歳男性/投資信託委託・投資顧問/営業関連)
・「私の年収が200万円だとして、相手も同じくらいの年収なら最低限の生活はしていけるから」(41歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「共働きとして世帯年収が概ね500万円あれば足りないことはないだろうと考えるため」(22歳男性/プラント・エンジニアリング/事務・企画・経営関連)
・「将来子どもを授かって育てるとなるとある程度の蓄えも必要となる、私の給料400万円がぎりぎりの生活なので、配偶者が200万円程度の収入があれば貯蓄に回せる」(55歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
■総評
1位となったのは「いくらでも」(27.8%)という回答だった。男性からの回答が圧倒的に多く、理由としては「男が稼ぐものだから」「自分が養う覚悟」「相手の収入は期待していない」とのこと。女性の収入を頼りにしていない男性が多く、仕事よりもむしろ「家庭を優先してほしい」という考えのようだ。
2位となったのは「300万円」(17.9%)。「自分だけの収入だけでは余裕がない」ということで共働きを希望する男性も少なくないよう。とはいえ、自分の収入以上に稼ぐ必要はなく「あれば助かる」という感覚のようだ。
片や女性は男性よりも相手の年収にこだわる傾向にあるようで、「400万円」を選択した女性からは「自分と同じかそれ以上稼いで欲しい」という意見が。「500万円」を選択した女性からも、「自分よりも低い収入の人とは結婚したくない」という意見が寄せられた。一般的に男性よりも女性のほうが現実的であるため、年収に対してもシビアになってしまうのかもしれない。
お金がすべてではないが、相手の経済力は結婚生活を維持するうえで重要な要素。生活設計を立てるうえでも、結婚前になるべく把握しておきたいものである。
調査時期: 2016年6月15日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女302名
調査方法: インターネットログイン式アンケート
※写真と本文は関係ありません