7月7日より六本木ヒルズ東京シティビューにて開催される「ジブリの大博覧会」を記念し、スタジオジブリの代表作『風の谷のナウシカ』(1984年)に登場する蟲、蛇螻蛄(ヘビケラ)の可動フィギュアが会場で限定先行発売されることが決定した。会場限定となるパッケージのデザインは、宮崎駿監督が描いたイラスト仕様になるという。価格は13,824円(税込)。
蛇螻蛄は、『風の谷のナウシカ』に登場する「翅蟲(はむし)」と呼ばれる空を飛ぶ蟲の一種。ムカデに似た巨体にトンボのような羽を生やし、鋭い牙とオレンジ色に光る3つの目を持っている。また、尻尾の先端部分には突起があり、劇中冒頭でナウシカが操縦するメーヴェがこれに衝突し、墜落した。
今回のフィギュアは、造形作家の竹谷隆之氏がプロデュースする可動フィギュアとして商品化されている「タケヤ式自在置物」シリーズとして制作されたもの。蛇螻蛄の肉食で好戦的というイメージを損なわず、さらに竹谷氏ならではのテイストを加え、置物としても見栄えのする鉄錆地調で仕上げられている。また可動式フィギュアとしての魅力も兼ね備え、各関節のジョイントにより全身45箇所が可動する。
「ジブリの大博覧会 ~ナウシカから最新作『レッドタートル』まで~」は、2016年7月7日~9月11日の期間で六本木ヒルズ展望台「東京シティビュー内スカイギャラリー」にて開催される。
(c)Studio Ghibli