Q.「副業」の経験はありますか?

出ていくお金は増えても給料は上がりにくいこの時代。最近は、会社の給料以外に副業で収入を得ている人も増えているようだ。ただ、副業に興味はあってもなかなか踏み込めないという人もきっと多いはず。そこで今回は、マイナビニュース会員の男女300名に「副業」について調査してみた。

Q.「副業」の経験はありますか?

はい 17.7%
いいえ 82.3%

Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)どんな「副業」をどれくらいしていくら稼ぎましたか?

・「倉庫でのピッキングのアルバイトを8年ほどやっています、おそらく累計1千万円は稼いだかもしれません」(35歳男性/インターネット関連/クリエイティブ関連)
・「アフィリエイトで年5千円くらい、最近はポイントサイトで2万円以上」(37歳男性/その他/建築・土木関連技術職)
・「在宅で入力の仕事をして月平均5万円ぐらいでした」(50歳女性/教育/専門サービス関連)
・「チラシまきで3万円」(45歳男性/サービス/事務・企画・経営関連)
・「内職で月6万円ほど」(28歳女性/食品/事務・企画・経営関連)
・「コンビニの夜勤バイトですね、月に5万円ぐらい」(33歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「FXで年間最大80万円」(44歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)
・「試験監督で月1万円くらい」(33歳女性/精密機器/事務・企画・経営関連)
・「水商売やイベントコンパニオンで給料はその時による」(32歳女性/その他/事務・企画・経営関連)
・「株式取引で昨年は100万円程度」(30歳男性/精密機器/メカトロ関連技術職)
・「アンケートなどで年間15万円ほど」(33歳男性/官公庁/事務・企画・経営関連)
・「専門職なのでその技能を生かした請負業をしていました、多い時で月10万ほど稼いでいましたが、発注先の業績不振で仕事が減り、最終的に月2千円程度になっていました」(34歳女性/ソフトウェア・情報処理/専門サービス関連)

■総評
副業の経験がある人はわずか17.7%だったが、それによって月数万円~数十万円稼いでいる人もおり、副業が貴重な収入源となっていることが分かった。

一番多かったのは、自宅で行えるインターネットを使った副業だった。なかでも人気だったのは「アンケートモニター」の仕事で、アンケートに答えるとポイントや報酬がもらえるというもの。誰にでも簡単にでき、パソコンやスマホがあれば隙間時間を使って行えるという手軽さが魅力のようだったが、作業は地味で報酬額もそれほど高くないものが多いよう。毎日コツコツ稼ぐのが好きな人に向いている仕事のようだ。他にも、オークションやネットライター、アフィリエイト、LINEスタンプの販売といったネット副業が挙がっていたが、なかには「100万円前後」稼いだ人もいるようだった。

自分の身につけた技術や趣味を生かして副業を行っている人もいた。自宅で小さな教室を開き月に1~2万円稼いでいる人もいるようだったが、趣味の制作物を販売しているという男性は「勉強代を含めれば大赤字」だったそう。趣味を仕事にして稼ぐというのはそれほど簡単なことではないようだ。

他にも、飲食店での皿洗いや不動産投資、テストの添削、塾講師などさまざまな副業が挙がっていた。最初はわずかな金額でも、ちりも積もれば山となるもの。副業OKの勤め先ならばチャレンジしてみたいものだ。

調査時期: 2016年4月13日~14日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません