ネオマーケティングはこのほど、「ライフスタイル」をテーマにした調査の結果を発表した。調査は5月13日~16日、全国の20歳~69歳の男女2,000名を対象にインターネットで行われた。

今後の生活でお金をかけるなら「食」と「レジャー」

「今後の生活で最もお金をかけたいこと」

今後の生活において、最もお金をかけたいことを聞いたところ、「食生活(37.3%)」や「レジャー・余暇生活(25.1%)」と回答した人が多かった。

年代別で比較をすると、「食生活」の割合が最も低かった20代(30.8%)では、「衣生活(16.3%)」や「自己啓発・能力向上(9.8%)」が他年代よりも高く、この2つは年齢が高くなるほど減少する傾向にあり、一方「食生活」は年齢とともに増加する傾向が見てとれた。また、50代~60代になると、「食生活」や「レジャー・余暇生活」「住生活」への意欲が8割以上を占めた。

健康や老後資金への不安、50代でピークに

「悩みや不安を感じていること」

続いて、悩みや不安を感じていることについて尋ねたところ、最も多い回答は「自分の健康について」で52.3%。次いで「今後の収入や資産の見通しについて(44.5%)」「老後の生活設計について(43.8%)」と続いた。

また、年代別で比較すると、20代では45.8%だった「自分の健康について」が、50代では61.3%とピークを迎え、同様に「老後の生活設計について」も50代でピーク(55.8%)となった。

さらに、お金についての考え方や行動を問う設問でも、「自分がもらえる年金の額に不安を感じる」が年齢が高くなるほど増加し、50代でピークに。悩みや不安を感じていることと、ほぼリンクした結果となっていることがわかった。

積極的にお金をかけたいこと1位は「国内旅行」

「積極的にお金をかけたいと思うもの」

最後に、積極的にお金をかけたいと思うものを教えてもらったところ、「国内旅行(45.9%)」がトップに。次いで「家族や友人との外出・外食(31.3%)」「海外旅行(19.4%)」と続き、年代別の特徴として、60代では「国内旅行(58.3%)」や「園芸・家庭菜園・ガーデニング(18.5%)」が相対的に多くなっている様子がうかがえた。