JR東日本大宮支社は5月28日、さいたま市と共同で「鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェア」を開催する。今年は東武鉄道の協力を得て、特急スペーシア(100系)を試乗列車として運転するほか、北海道新幹線開業にちなんだ企画も用意されるという。

東武鉄道の特急スペーシア(100系)

イベントは大宮駅周辺の3会場で同時に開催され、特急スペーシアの試乗会は車両センター会場で実施。JR・東武直通特急列車の10周年を記念し、大宮総合車両センター内の試運転線(約1.7km)を往復走行するという。10時から30分ごとに9回運転され、乗車時間は約15分間。乗車には会場で配布される乗車券が必要となる。

車両センター会場ではその他、蒸気機関車D51形式498号機、2015年ローレル賞を受賞した蓄電池駆動電車EV-E301系「ACCUM」などの車両の展示、車両メンテナンス作業実演、レールスターや高所作業車の乗車体験、車内放送体験を行う。

東口まちなか・大宮駅構内会場では、大宮総合車両センターが製作した6分の1サイズのH5系ミニ新幹線の乗車体験、鉄道風景写真展、Nゲージ展示、鉄道関連グッズ販売などを実施。西口まちなか会場では、幹線沿線地域の物産展や観光PR、 お笑い芸人や鉄道関係有名人のライブやトークショーなどでイベントを盛り上げる。