東京メトロは8日から、改札口やきっぷうりば周辺などで案内を行うスタッフ「サービスマネージャー」を新たに浅草駅・秋葉原駅などに配置した。これにより、サービスマネージャー配置駅は従来の14駅から16駅に増える。

東京メトロ「サービスマネージャー」イメージ

サービスマネージャーは、訪日外国人旅行者や東京に不慣れな旅行者、高齢者、地下鉄利用に慣れていない人などにも安心して東京メトロを利用してもらうことを目的に創設された役割。10~17時の日中時間帯に駅構内を巡回し、駅利用者の案内を行うとともに、構内や駅周辺施設、乗車券などについての質問に答える。

現在、サービスマネージャーが配置されている14駅は、上野駅・銀座駅・新宿駅などターミナル駅や著名な観光スポットに近い駅。今回は訪日外国人旅行者の利用が多い駅として浅草駅と秋葉原駅を追加し、外国人旅行者への情報提供や案内強化を図る。なお、空港での訪日外国人への聞き取り調査を踏まえ、14の配置駅のうち3駅が見直され、大手町駅・日比谷駅・有楽町駅から新宿三丁目駅・明治神宮前(原宿)駅・六本木駅に変更となる。