マクロミルは3月15日、新天地での心構えについての調査結果を発表した。調査は2月26日~29日、全国の20歳から69歳までの有職者1,636名を対象にインターネットで行われた。

「入社&異動後1か月間のタブー行動リスト」

新入社員や異動社員が配属されて1カ月以内にとる行動で「問題がある」と感じることについて聞いたところ、1位「挨拶をしない」(91%)、2位「言葉遣いが丁寧ではない」(83%)、3位「気づいたら帰っている(何も言わずに帰る)」(82%)だった。

入社&異動時に心がけるべきことは?

異動や転職の経験者1,294名に、異動や転職に際して心がけたことを聞くと、1位は「きちんと挨拶する」(83%)、2位は「身だしなみ」(50%)、3位は「言葉遣いを丁寧にする」(48%)となった。

「入社&異動時に心がけた行動」

さらに効果があったものを聞いたところ、90%以上が効果ありと回答した行動は「商品や業界の知識を早く覚える」(92%)、「同僚をランチに誘う」(92%)、「喫煙ルームに行って情報収集する」(92%)、「わからないことは積極的に聞く」(91%)、「物事をポジティブにとらえようとする」(90%)の5つだった。

「入社&異動時に心がけた行動で、効果のあったもの」

新入社・異動社員を受け入れる際のコミュケーションについてきたところ、自ら「積極的にコミュニケーションをとりにいく」人は42%と半分以下に。一方、異動・転職経験者1,294名の中で、「積極的にメンバーに話かける」と回答した人はわずか22%だった。

「新しく配属された人へのコミュニケーション」

しかし、新入社・異動社員の行動で「同僚とコミュニケーションを取ろうとしない」ことが問題であると感じる社会人は72%にのぼった。「人見知り」が問題だと感じる人は24%。調査では「たとえ『人見知り』であっても、頑張って同僚に話かけてみることで、新たな生活を順調にスタートできるかもしれません」としている。

「入社1か月以内の「人見知り」は問題だと思うか」