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花粉症に関して受診した経験があるのは全体の4割という結果になった |
花粉症に毎年苦しむものの、市販薬ではどの製品がよいかわからずに悩んでいる人は少なくない。今年こそは一念発起し、医師に診察してもらおうと考えている人もいるだろうが、実際にどれぐらいの花粉症患者に受診歴があるのだろうか。
このほど、花粉症に悩むマイナビニュース会員300名に「花粉症に関する受診歴の有無」とその理由を聞いてみた。本稿では、受診歴がある人の意見を紹介する。
Q.花粉症の症状を診てもらおうと、これまでに受診した経験はありますか
はい(40.0%)
いいえ(60.0%)
Q.花粉症で診察してもらった経験がある人にお聞きします。なぜ、医師に診察してもらおうと思ったのか教えてください(複数回答可)
1位: 市販薬よりも医師の診察の方が安心できるので(53.3%)
2位: 保険が適用されるので(29.2%)
3位: 市販薬はどれがいいかわからず、医師に診察してもらった方が早いと感じたので(20.0%)
4位: 市販薬の効き目を実感できなかったので(17.5%)
4位: 症状があまりにもひどく、不安になったので(17.5%)
■市販薬よりも医師の診察の方が安心できるので
・「眠たくなるのは仕事に影響が出ると思ったから」(28歳女性/通信/販売職・サービス系)
・「専門家から知りたい情報があったから」(29歳女性/医薬品・化粧品/事務系専門職)
・「自己判断で悪化するのが怖いから」(29歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「症状に合わせて漢方薬を取り入れたり、なるべく体に優しいものを使ったりしたいから」(32歳女性/建設・土木/事務系専門職)
・「かかった病院が、地域でも丁寧で人気のある病院で信頼できたので」(33歳女性/小売店/販売職・サービス系)
■保険が適用されるので
・「よく効く薬をもらえるし、値段も安いから」(50歳以上男性/電機/技術職)
・「保険も効き、最新の薬を教えてもらえるから」(32歳女性/食品・飲料/事務系専門職)
・「市販の薬を買うより安いから」(31歳女性/商社・卸/事務系専門職)
・「市販薬が意外と高いから」(28歳女性/その他/その他)
■市販薬はどれがいいかわからず、医師に診察してもらった方が早いと感じたので
・「いつもかかっている医者だし、市販の薬は高い上に効果が感じられるか不安だったので」(32歳女性/その他/その他)
・「医者の強い薬が欲しくて」(33歳男性/電機/技術職)
・「ドラッグストアでは薬の種類が多すぎて選べなかったので」(31歳女性/小売店/秘書・アシスタント職)
■市販薬の効き目を実感できなかったので
・「市販薬はあまり効かない時があるので、待ち時間など考えると面倒だが効果はあるから」(33歳女性/その他/クリエイティブ職)
・「通年性のアレルギー性鼻炎をもっているので、特に花粉症の時期は症状がひどく期間も長いので、効果的な薬を長期服用するために」(33歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
■症状があまりにもひどく、不安になったので
・「ある日突然目がかゆくなり、腫れたので、理由がわからず眼科を受診」(46歳女性/生保・損保/事務系専門職)
・「違う病気なのではないかと思うくらい症状がひどかったので」(28歳男性/情報・IT/技術職)
■総評
ちょうど4割にあたる120名が「受診歴あり」という結果になった。受診した理由を聞くと、「市販薬よりも医師の診察の方が安心できるので」が半数以上を占めており、医師に相談して安心感を得たいという患者が多いことがうかがえた。また、毎年薬代などがかさむこともあり、「保険が適用されるので」と回答した人も約3割と多く、処方薬のほうが「お得だ」と考えている人も一定数いた。
ちなみに、診療科を尋ねたところ、「耳鼻咽喉科」(48.3%)が最多だった。以下に「耳鼻科」(24.2%)、「内科」(15.0%)と続くことから、鼻水や鼻づまりなどの「鼻トラブル」に悩む人のほうが、医療機関を訪れる傾向にあるようだ。
※写真と本文は関係ありません
調査時期: 2015年11月5日～11月7日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性116名 女性184名 合計300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート
