横浜みなとみらいの"新たなシンボル"として開発が進められてきた「MARIN & WALK YOKOHAMA」が3月4日オープンした。海沿いのランドスケープをいかしたカフェやレストラン、それに個性の光るセレクトショップなど25店舗で構成されたエリアは商業施設というより「街路」。街歩きの気分で食事や買い物が楽しめる同施設の魅力をご紹介しよう。
上質な時間を過ごせる空間
横浜赤レンガ倉庫に隣接する「横浜みなとみらい21新港地区」にオープンした「MARIN & WALK YOKOHAMA」。"海沿いの倉庫街に街路をつくる"という発想から生まれたオープンモールとなっている。レンガ造りの建物が見える入り口の先には、そこにいるだけで上質な時間が過ごせる空間が広がっている。
5棟ある全ての建物にはレンガを使用。中央のストリートだけでなく、海沿いの道を歩けば、横浜らしい異国情緒あふれる景観が目の前に現れる。さらに海を眺めながら食事が楽しめるカフェやレストランも充実。テラス席も豊富に用意されていて、暖かくなるこれからの季節、家族やカップルでくつろげそうだ。
日本最大級のフレッドシーガル旗艦店が出店
数ある店舗の中でも話題となっているのが、アメリカ西海岸を代表するライフスタイル複合セレクトショップ「Fred Segal(フレッドシーガル)」の出店。同店舗は、2015年春に日本初上陸を果たした代官山店の2倍以上の規模となる約500坪の店舗面積を誇り、国内の旗艦店と位置づけられている。
店内は2つのストア・4フロアに分かれていて、アパレル商品だけでなく、ライフスタイルを彩る生活雑貨を豊富にとりそろえている。子ども服や、気軽に購入できるブランドオリジナルの雑貨など、ファミリー層が楽しめる商品構成が特徴。プラントを使ったインテリアやペット雑貨など、幅広く展開している。また、アメリカ・ポートランドで人気の「CAMDEN'S BLUE★DONUTS」のドーナツを販売する「フードホール」で食事も楽しむことも可能だ。
新業態や横浜初のレストランもオープン
さらに、新業態や横浜初進出のレストランも続々オープン。新業態となるパイ専門店「Pie Holic」では、アメリカ・カリフォルニアスタイルの焼き立てパイが好きなだけ食べられるランチメニュー「FREE FLOW PIE LUNCH-パイおかわり自由のランチ」(税別1,850円~)を用意。オーブンキッチンで焼き上がったパイをスタッフがテーブルまで配り歩きに来てくれるシステムで、最大で日替わりメニューの6種類を楽しめる。
ほかにも、横浜初出店となる「KAKA'AKO DINING&CAFE」では、ボリュームたっぷりな「キラウエアBBQバーガー」(税込1,180円)などのハワイアン料理を提供している。中でも注目は、ハワイの有名店「カメハメハベーカリー」のベーカリメニューが楽しめること。このうち、「タロイモ」を練りこんだ生地を揚げ、粉砂糖で味付けをした「ポイ・グレーズド」と呼ばれる商品は、東京都・原宿にある1号店を除くとここでしか食べられないという。
買い物も食事も、散歩だけでも楽しめる横浜みなとみらいの新スポット。気候のいい休日にふらりと出掛けてみてはいかがだろうか。「MARIN & WALK YOKOHAMA」へは、みなとみらい線「馬車道駅」または「日本大通り駅」より徒歩約9分、「みなとみらい駅」より徒歩約12分、JR・市営地下鉄「桜木町駅」より徒歩約15分。なお、3月4~6日限定で、桜木町駅前より無料シャトルバスが運行される。
※記事中の情報・価格は2016年3月取材時のもの