マネーフォワードは2月4日、「始めての確定申告」に関する調査の結果を発表した。対象は会計事務所で働く会計士・税理士・職員120名。期間は2016年1月26日~1月29日。
今年の確定申告で注意すべきなのは、「ふるさと納税」
「初めての確定申告をする人が陥りやすいミスは何か」を聞いたところ、1位は「すべての領収書を経費に含めてしまう」(57%)だった。次いで2位は「領収書やレシートの保管を怠る」(43%)、3位は「自分が確定申告をすべきかどうか分からない」(40%)となった。
「初めて確定申告する際に、事前にやっておくべきことが何か」を質問したところ、「領収書やレシートを保管する」(83%)が最多だった。次いで「早めに税理士に依頼する」(52%)、「そもそも確定申告をする必要があるか把握する」(48%)が上位にあがった。
「初心者だと判断しにくい項目は何か」を聞くと、最多は「資産の譲渡があった場合の申告」(54%)だった。以降、「自家消費」(41%)、「家事按分」(38%)と続いた。
「今年度、確定申告をするにあたり最も注意すべき点」を質問すると、1位は「ふるさと納税の扱い」(44%)。次いで2位は「財産債務調書の作成」(41%)、3位は「公的年金等の確定申告不要制度の一部改正」(18%)。以降、「所得税率の見直し」「国外転出時課税制度の創設」(ともに11%)と続いた。