東京急行電鉄と東急ストアは、東急ストアネットスーパーの商品を駅備え付けの冷蔵ロッカーで受け取れるサービスを12日から試験的に開始している。

冷蔵ロッカー使用イメージ

東横線綱島駅改札前に設置された冷蔵ロッカー

東急ストアネットスーパーは、東急ストア店頭の商品を配送スタッフが自宅まで届けるサービス。新サービスにより、あらかじめ駅構内の専用ロッカーを届け先に指定しておけば、仕事帰りなどに商品をロッカーから受け取って帰宅することが可能になる。

両社は「ネットスーパーの利便性を高めるとともに、時間節約志向のお客さまのニーズに応えることを目的に実施するものです」と新サービスを説明。1月8日に東急ストア綱島駅前店が閉店したため、それを補う意味も含めて東横線綱島駅で実施することになった。

ロッカー利用料は1回324円だが、ロッカーで受け取る商品を税込2,500円以上買った場合は無料。3月31日までは1,500円以上の買い物で無料となる。当日から7日先までの受け取り日を指定でき、受け取る時間帯も13時30分から15時30分まで、16時から17時30分まで、18時から21時までの3つから選べる。実施期間は今年秋頃までとされている。