水筒洗いに困った事はありませんか。一番底の部分や、ふたを取り付ける溝部分の洗いには特に困ります。細長いブラシを買ってみても、汚れ落ちが今ひとつだったり、つけ置き洗い用の洗剤に適さない素材だと、洗剤選びに困ったりします。そんな時に試していただきたいのが、卵の殻を使った洗い方です。

用意するもの

用意するのは卵の殻とビニール袋、麺棒など殻を砕くための棒。これだけ。

料理で使用済みの卵の殻をビニール袋に入れて細かく砕きます。生卵でもゆで卵の殻でもどちらでもかまいません。

砕き方が粗いものや細かく砕けたもの、ほどよく混ざるくらいがちょうどいいです。砕き方が粗い物は水筒などの洗い物に、細かく砕いたものはガスレンジの油汚れなどに威力を発しますので、ぜひお試しいただきたいです。

砕かれた殻を水筒の中に入れます。

殻を水筒に入れたら、水を少なめに注ぎ入れます。殻が浸る位の量で十分です。

後は水筒のふたをしてシェイク。水量を少なめにしたのは、ここでの洗い効果を十分発揮させるためです。

卵の殻が、水筒の内面にまんべんなく汚れ落とし効果を発揮してくれます。しつこい汚れは別途洗剤が必要かもしれませんが、日常的な汚れ落としには十分です。

気になる部分があれば、直接卵の殻を付けて擦り洗いを試みます。毎日スポンジで洗っていても積み重なる溝部分の汚れが気になります。

洗い上がった状態です。

劇的な変化とまではいきませんが、洗剤を使わずに卵の殻でだけ洗った割には、磨かれた仕上がりになりました。わずかに光が水筒に戻っています。

水筒用の細長いスポンジが自宅にない場合や洗剤を選ぶ素材の水筒をお持ちの場合は、この方法を試してみてはいかがでしょうか。

執筆:飼い猫
3男1女の4児の母。疲れた時は鹿児島弁をいっぱい喋りたい薩摩おごじょ。

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