運動会やスポーツ大会で捻挫してしまったり熱中症になった時、尿素があれば簡単に冷却水を作ることができます。

保冷剤は使い捨ても多いし効果の持続時間があるし……

10月といえばスポーツの秋! 週末になるといろんな所で運動会やスポーツ大会が開催されていますね。わが家も今年小学生になった娘にとって初めての運動会があり、今からワクワク、ソワソワしています。

ただ、スポーツには怪我がつきもの。特に球技では突き指したり捻挫したり、保冷剤が必須ですよね。ドラッグストアにも様々な商品がそろっていますが、使い捨てタイプも多く、もったいないと思いませんか? また、ちゃんと冷やして出掛けても、いざ必要な時に保冷機能が低下していることも少なくありません。

そんな時に! 尿素さえあれば簡単に冷却水を作ることができるのです!! 作り方はとっても簡単! 尿素とフリーザーパックとお水を用意するだけ。尿素はホームセンターや薬局で買うことができます。

冷却水の作り方

フリーザーパックに尿素を入れます。入れすぎると混ぜにくくなるので注意しましょう。写真で紹介している分量は100gです。

あとは必要な時にお水を入れてチャックをきちんとし、袋の上からもめば完成。量は尿素と同じくらいで、適当で大丈夫です。

※今回は温度の変化をわかりやすくするため、45℃のぬるま湯で試しました。

ぬるま湯を入れてすぐ冷たくなってきて、約5℃下がりました。

さらに、もみ始めて3分で20℃以上下がりました。

ここではもみ始めて5分まで温度を計測。最終的に17℃まで下がり、このまま約1時間持続しました (場所や温度によって差があります)。ちなみに10月の原稿執筆時点での筆者宅の水道水の水温は約23℃、冷蔵庫で冷やしたお水は約10℃でした。「冷却水」とまではいかなくても、水道のお水よりは冷たい水になりました。

使い終わったら霧吹きに入れ替えて尿素の袋に記載されている分量の水を入れて薄めれば植物の肥料にもなるのでエコですよ。

運動会やスポーツ大会の際に、バッグの中に入れておいてはいかがでしょうか。

執筆:youngmama
6歳と3歳の子供と日々奮闘中のシングルマザー。趣味は食べること&料理! 休みの日は子供たちと一緒に色んな街へ出掛けて食べ歩きしています。

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