日本フランチャイズチェーン協会は24日、2015年8月度のJFAコンビニエンスストア統計調査(速報)を発表した。それによると、8月の売上高(税別)は既存店ベースで前年同月比1.7%増の8,442億円となり、5カ月連続で前年を上回った。

淹れたてコーヒー、飲料、アイスなど好調維持

8月は、下旬にかけて台風15号や前線の影響などで雨が多く気温が低下したものの、上・中旬は全国的に気温が高かったため、来店客数は増加。また、淹れたてコーヒーをはじめとするカウンター商材や飲料・アイスクリームなどの夏物商材が好調を維持したことから、売上高は増加した。

店舗売上高(出典:日本フランチャイズチェーン協会Webサイト)

既存店ベースの来店客数は同1.3%増の13億8,972万人と、2カ月連続のプラス。平均客単価は同0.4%増の607.4円と、5カ月連続のプラスとなった。

商品別の売上高は、日配食品が同4.2%増、サービスが同3.7%増、加工食品が同2.8%増。一方、非食品は同2.3%減となった。

全店ベースについて見ると、売上高は同5.2%増の9,226億円と、30カ月連続のプラス。来店客数は同5.2%増の15億117万人と、53カ月連続のプラス。平均客単価は同0.05%増の614.6円と、5カ月連続のプラスとなった。

調査対象はJFA会員コンビニエンスストア本部10社。