育児と仕事の両立に必要なこと「勤務時間が調整しやすい」--夫の協力上回る

英会話のGabaは、関東・東海・関西在住の、長子が小学生以下の有職女性(パート・アルバイト除く)を対象に、「働く女性の子育てに関する調査」を実施した。調査は7月10日～21日に実施し、1,000名の有効回答を得た。

6割が「キャリアアップに励みたい」と回答

仕事と子育ての両立ができているか尋ねたところ、68.6%が「そう思う」と回答した。長子の成長段階別にみると、両立できている割合が低かったのは、1歳未満の子を持つ乳児の母親(47.1%)、小1の母親(58.9%)だった。

小1の子を持つ母親に、いわゆる「小1の壁」について聞いたところ、76.8%が大変さを感じていると回答した。一方、1歳から小学校に就学するまでの幼児を持つ母親にに、「小1の壁」は大変だと思うか聞いたところ、85.9%が大変だと思うと答えている。

今よりも、もっと仕事と子育ての両立がしやすくなるには、何が必要だと思うか聞くと「勤務時間が調整しやすい職場」(70.8%)が最も多く、次いで「休暇が取りやすい職場」(70.0%)だった。また、半数以上が「夫の協力」(55.1%)と回答している。

今後のキャリアアップの志向や子育ての意識について尋ねると、「キャリアアップに励みたい」は60.1%、「子育てに専念したい」は42.7%だった。産休・育休中のスキルアップや資格の勉強・取得などに対する取り組みについて聞いたところ、32.8%が取り組んだと回答している。年代別に見ると、20代は取り組んだ割合が他の年代より高かった。

仕事と子育ての両立が上手そうだと思う女性芸能人を聞いたところ、トップは「北斗晶さん」(34.6%)、2位「木村佳乃さん」(16.2%)、3位「くわばたりえさん(クワバタオハラ)」(12.9%)だった。世代別にみると、20代は「木下優樹菜さん」(26.5%)と回答した割合が他の世代よりも高い。