■切り替え
・「ALT+Tab: 使うアプリケーションを切り替える時に」(35歳男性/情報・IT/技術職)
・「Alt+Tab: 色んなメニュー画面を開けて、それを見分けたいとき」(27歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「Ctrl+Tab: アクティブウィンドウの切り替えで使います」(31歳女性/小売店/秘書・アシスタント職)
・「Shift+Tab: 画面を変えるとき」(26歳女性/生保・損保/専門職)
■PCフリーズ時のお助け技
・「Ctrl+Alt+Delete: 強制終了」(40歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「Ctrl+Alt+Deletee: 万一、固まったりした時の必殺技、何とか回避出来るケースが多々」(35歳男性/金属・鉄鋼・化学/その他)
・「Ctrl+Alt+Delete: しょっちゅうフリーズするのでタスクマネージャーを呼び出すのに使っている」(50歳以上男性/団体・公益法人・官公庁/技術職)
■Windowsキーは命綱?!
・「Windows+D : 私用でネットを見ているときとかに素早くデスクトップに戻る」(48歳男性/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「ウィンキー+D: 気分転換」(31歳男性/情報・IT/技術職)
・「Windowsキー: 見られたくない書類を作っているときなど、とっさに隠せるので」(32歳女性/マスコミ・広告/秘書・アシスタント職)
■ファンクションキーも便利
・「F2: エクセルでセルを編集するとき」(28歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「F5: パソコンが固まったとき」(31歳男性/運輸・倉庫/技術職)
・「F5: パワポで発表するとき」(24歳女性/建設・土木/技術職)
・「F5: ページを更新したい時に便利」(22歳男性/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「F7: カタカナ変換」(30歳男性/医療・福祉/専門職)
・「F8で半角カタカナにする: 見積書にうつ名称が長いので、打ち込んでから変換する際に使います」(36歳男性/機械・精密機器/営業職)
■総評
仕事でよく使うショートカットキーを教えてもらった。他の人はショートカットキーを使って、パソコン作業をどのように時間短縮しているのか、ぜひ参考にしよう。
圧倒的に多かったのは、やはりCtrl+C(コピー)とCtrl+V(ペースト)、この2つのショートカットだった。コピペをいちいち右クリックでやっていては仕事がはかどらない。回答では少なめだったが、Ctrl+X(カット)もコピペと合わせて覚え、さらにCtrl+Z(やり直し)とCtrl+Y(取り消し)、Ctrl+A(全選択があれば、テキストエディタ上での文書作成作業は最速化できる。無意識でも指が動くように、セットで覚えておきたいところだ。
ファイル関連では、Ctrl+S(保存)を使っている人が多く、このショートカットを知ることでこまめにセーブする習慣が身につく。素早くプリントアウトしたい時にはCtrl+P、検索にCtrl+Fを使う人もいた。ウィンドウを閉じるためのCtrl+Wは、複数ウィンドウを素早く閉じる時に重宝する。これらはさまざまなアプリに共通する汎用性が高いショートカットなので、一度覚えると使わずにはいられないはずだ。
たくさんアプリを開いて作業している時に、Alt+Tabを使うと、アプリを切り替えたり、一緒に並べて比較するのにも便利だ。Excelなどで、アクティブのウインドウを切り替えるのにはCtrl+Tab。ExcelではTabキーを多用している人も多いだろう。
パソコンがフリーズした時のとっておきのショートカットとしては、Ctrl+Alt+Deleteを覚えておこう。アプリの強制終了、タスクマネージャーの呼び出しが実行される。また、誰か来た時にとっさにウィンドウを隠すためにWindows+D(デスクトップ表示)、離席する時にWindows+Lでコンピュータのロックを行っている人もいた。困った時やセキュリティ対策にもショートカットが役に立つ。
よく使うアプリケーションは特にショートカットを熟知し、時には自分が作業しやすいように登録し直すことも必要だろう。上手に使いこなせば、作業効率が2倍も3倍も速くなり、他の人に大きく差をつけることができるショートカットキー、達人目指してがんばろう。
調査時期: 2015年8月12日~8月15日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性155名 女性145名 合計300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート