バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」にて、漫画誌『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で連載中の漫画『トクサツガガガ』の丹羽庭氏による応援メッセージと描き下ろしコメント漫画が公開されている。
『トクサツガガガ』は、職場では女子力が高いと見られているが、実は"特オタ(特撮オタク)"という26歳OL・仲村叶の日常を可笑しく描いた作品。2014年夏から『週刊ビッグコミックスピリッツ』にて連載がスタートし、コミックスは現在1巻~3巻まで発売されている。そんな"特撮"に縁のある丹羽氏による、「戦隊職人~SUPER SENTAI ARTISAN~」シリーズを応援する描き下ろしのコメント漫画とゲキアツコメントが「プレミアムバンダイ」に寄せられた。
「プレミアムバンダイ、私ももちろん会員です。この日が来ることは分かっていました」と話す丹羽氏は、「私は小さいころは取り立てて熱心にスーパー戦隊を見ていたわけではなかった」と告白。特撮をちゃんと観始めるようになったのは「大人になってから」とのことで、「当時ハマっていた人はこのおもちゃを当たり前のように手に入れられていたんだなぁ…」という悔しいような羨ましいような複雑な気持ちを強く抱いているという。
おもちゃに関しては、2~3年前に『恐竜戦隊ジュウレンジャー』(1992年~1993年)を観て、ブライ/ドラゴンレンジャーの武器「獣奏剣」を「なんてかっこいいんだろう」と思ったようで、「1年終わったらもう次のおもちゃになってしまうスーパー戦隊ですから、もう二度と手にすることもないだろうなぁ」と思いながら、海外では再び商品化されていることを知り、日本でも今後発売されるのを楽しみにしている模様。
バンダイが展開する「戦隊職人」シリーズの超合金について、丹羽氏は「あの時だからこそできた」という思いを抱きながらも「今だからこそできる」魅力も十分に感じているという。2015年12月に『侍戦隊シンケンジャー』(2009年~2010年)の『超合金 DXシンケンオー』の発売が予定されているが、「あのころはあったけど今はない」の再現があるかどうかに注目しているらしい。
また、「戦隊職人」シリーズ第3弾では『黒鉄変形 DXシュバルツ専用クライナーロボ』が発売されたが、「敵がおもちゃになるのも一昔前は結構珍しいことだった」と思いを馳せ、「まさか商品化されるとは思っていなかった人も多いのではないでしょうか?」と自身も驚いている。「何かと敵を好きになりやすい」という丹羽氏は、「今後とも敵も力を入れてください!」と「戦隊職人」シリーズにラブコールを送った。
ゲキアツコメントで丹羽氏が言及していた「戦隊職人」シリーズ第6弾『戦隊職人 超合金 侍合体DXシンケンオー』は、2015年12月発売予定で、現在「プレミアムバンダイ」で予約受付中(予約締切は9月30日23時まで)。価格は1万6,200円(税込)。
「戦隊職人~SUPER SENTAI ARTISAN~」は、昨年6月にバンダイのボーイズトイ事業部が立ち上げた新たな玩具シリーズで、ARTISAN(アルチザン)とは職人・職工の意味。バンダイが技術の粋を集め"違いのわかる大人の戦隊ファン"に向けて送る戦隊玩具としてスタートした。第1弾に『光の路線 レインボーラインセット』(予約受付終了)、第2弾に『超合金 烈車合体 DXトッキュウオー』(予約受付終了)、第3弾に『黒鉄変形 DXシュバルツ専用クライナーロボ』(予約受付終了)、第4弾に『オトモ忍シノビマル』(予約受付中/2次)、第5弾に『オトモ忍ロデオマル』(予約受付中)と、これまでにない商品展開で大きな話題となっている。
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