定規やペンなどの文房具は家の中で置き場所が定まらないアイテムの代表格。DIY好きなら、ドライバーやキリ、彫刻刀などのアイテムもスッキリと収納したいものです。ここで紹介するのは、料理で使う100円ショップの巻きす (巻き簾、巻きすだれ) と手芸用のゴムひもを使ってオシャレで便利なオーガナイザーを作るアイデアです。

クルクルっと巻けて、使う時もパッと広げられる巻きすオーガナイザー

巻きずし用の巻きすでOK

用意するものは、適度な長さの巻きす (巻きずしを作るための竹製の道具) と手芸用のゴムひもの2つだけです。

今回筆者が購入した巻きすは、幅、長さともに30cmのもの。ゴムひもは6m入りのものを入手しましたが、最終的には40cmくらいの長さにカットしたものを3本 (合計で約120cm) 使用しました。

100円ショップで入手した巻きす

手芸用のゴムひもも100円ショップで

作り方はカンタン。ゴムひもを竹のすき間に通し、両端を固結びにします。

ゴムひもを竹のすき間に通していく

両端を固結びにします

今回は写真のように、竹2~5本くらいの間隔で3本のゴムひもを通してみました。

完成

長さ30cmの巻きすに対して40cmの長さのゴムひもを使い、結び目を作ったりゴムひもを通したりすると、最終的には巻きすが少し縮まるくらいの状態になりました。「ゴムのキツさ=オーガナイザーのホールド力」ですので、皆さんが片付けたい道具の形や数によって適宜調整してください。

完成までの作業時間は約30分。使用した道具はハサミくらい。

使用例

このDIYオーガナイザー、ゴムの弾力があるので収納したアイテムが脱落しにくい上に、広げれば目的のものが一目瞭然で取り出しも容易です。また、巻きすは調理道具ですから洗って干せるということもメリット。例えば、キャンプで使うカトラリーや水彩の絵筆などの収納に便利です。

執筆:Ulasam
手工芸、民族音楽を愛するギャラリー&ショップ店主。「モットーは創意工夫」ということで、日夜、DIYやハンドメイドの情報収集と実践に明け暮れる日々。実は調理師の資格も持ち、料理の腕前もかなりのもの。

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