ネオマーケティングはこのほど、「女性の背中」をテーマにしたインターネットリサーチの結果を発表した。調査は7月10日~13日、全国の20代~30代の男女500名(男性各年代100名、女性各年代150名)を対象に行われた。
ケアを見落としがちなパーツ1位は「背中」
女性に対し、ケアの優先順位がつい低くなってしまうカラダのパーツを聞いたところ、1位「背中(30.7%)」、2位「おなか(22.7%)」、3位「二の腕(22.0%)」という結果となった。
また、普段、ケアを見落としがちなカラダのパーツについても尋ねたところ、こちらも1位は「背中(49.3%)」で、特に30代女性では半数以上(55.3%)を占めた。続く2位は「鎖骨(22.3%)」、3位は「二の腕(19.7%)」と続き、その割合から、圧倒的に「背中」を見落としがちであることがうかがえた。
女性の背中をつい見てしまう男性、62%
女性の背中をつい見てしまうことがあるか尋ねたところ、「よくある(18.6%)」「時々ある(37.6%)」と回答した人は56.2%だった。男女別で見てみると、女性の背中をつい見てしまう女性は52.3%だったのに対し、男性は62.0%にのぼった。
つい見てしまう理由については「背中が素敵な人は正面も素敵なのではないかと期待してしまうから(58.0%)」が最多となり、次いで「後ろ姿が素敵な人はそれだけで魅力的だから(43.1%)」「健康的な女性は背中に現れると思うから(32.0%)」と続いた。性年代別では、20代男性の8割以上(83.6%)が背中が素敵な人は正面も素敵なのではないかと期待していることが判明。また30代男性も6割以上(63.8%)と高い割合を示したことから、男性は、背中が魅力的な女性はカラダの正面のパーツも魅力的であると期待する傾向があることが浮き彫りとなった。
背中までケアする女性は「美意識が高い」と思う
次に、背中まで「鍛える」「ケアする」女性をどのような女性だと思うか調べた結果、断トツで「美意識が高い(65.6%)」がトップとなった。男女別で見ると、「美意識が高い」と回答した男性は55.0%だったのに対し、女性は72.7%という結果に。男女で17.7ポイントもの差が出る結果となり、自分の目が届かない部分までケアができている女性は、同じ女性から見ても美意識が高いと映ることが明らかとなった。
最後に、背中を鍛える習慣がある40代女性の写真と、普段、特に背中のケアを行っていない20代女性の写真を並べ、それぞれ何歳に見えるか教えてもらった結果、背中を鍛える習慣がある40代女性の写真は、半数以上(54.2%)が「30代」に見えると回答。次いで「20代(24.6%)」と続き、鍛えられた背中の方が実年齢より若く見られる傾向がうかがえた。
一方、特に背中のケアを行っていない20代女性の写真では、「30代」に見えると回答した人が40.2%で最多だった。また、「40代」と回答した人も15.4%いたことから、背中のケアを怠ると実年齢よりも老けて見えることが明らかとなった。