セブン-イレブン・ジャパンは9日、訪日外国人向けの「免税サービス」を7月中に約1,000店舗まで拡大すると発表した。

多彩な利用ニーズに対応

同サービスは、外国人客を対象に消費税の免税品目が全品目に拡大されたことに伴い、2014年12月より一部店舗にて開始。現在約30店舗で実施している。その中で、全国の様々な店舗での需要拡大が確認できたため、観光庁とも連携しつつ検討してきた結果、外国人旅行客の来店が多い店舗約1,000店舗にサービスを拡大することを決定。これにより、多彩な利用者ニーズに対応していくという。

店頭告知媒体イメージ(出典:セブン-イレブン・ジャパンWebサイト)

対象店舗では、免税サービスに加えて無料Wi-Fi「セブンスポット」を提供(一部店舗を除く)するほか、現在4言語に対応している「セブン銀行 ATM」についても2015年度内に12言語まで拡大する予定だ。

同社は、今後も観光庁と連携し、2020年に向けて増加が見込まれる外国人旅行客への利便性の提供を通じて、「近くて便利」な店舗作りを進めていくとしている。