マツダは26日、同社のイギリス現地法人マツダ・モータース・UKが、イギリスで6月26～28日の期間に開催される「2015年グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」に参加すとる発表した。レース用車両「マツダ787B」のレプリカと、バーチャルスポーツカー「マツダ LM55 ビジョン グランツーリスモ」のフルスケールモデルを展示する。

「マツダ LM55 ビジョン グランツーリスモ」(フルスケールモデル)

2015年グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード「セントラル・フィーチャー」イメージ

毎年、同イベントの会場にはその年のテーマを象徴する巨大なモニュメント「セントラル・フィーチャー」が飾られており、2015年はマツダがその栄誉にあずかることになったという。今回のモニュメントは、マツダのモータースポーツの歴史と、同社の飽くなき挑戦を支えるチャレンジ・スピリット、スタイリッシュで生き生きとしたマツダ車を象徴したものに。

ルマン24時間耐久レースで総合優勝した唯一の日本車「マツダ787B」のレプリカと、「プレイステーション3」専用のドライビングシミュレーションゲーム『グランツーリスモ6』向けのバーチャルスポーツカー「マツダ LM55 ビジョン グランツーリスモ」のフルスケールモデルを、高さ40mに及ぶ格子状に組まれた鋼鉄製のモニュメントの先端に配置。世界初公開のフルスケールモデルをモニュメントにディスプレイするのは今回が初の試みだという。

なお、「マツダ LM55 ビジョン グランツーリスモ」は、世界の自動車メーカーが『グランツーリスモ6』に向けてバーチャルスポーツカーをデザインしたイベント「ビジョン グランツーリスモ」でマツダが担当したクルマであり、「魂動」デザインにインスピレーションを受けたデザインとなっている。

モニュメント制作について、同社デザイン本部長の前田育男執行役員は、「モニュメントでマツダのブランドを、デザインフィロソフィーである『魂動(こどう)』で表現したいと考えました」とコメントしている。