ソフトブレーン・フィールドはこのほど、20代~80代の女性を対象に実施した、「消臭・芳香剤」に関するアンケート結果を発表した。調査は6月14日、クレディセゾンとの共同事業である「Point of Buy(R)購買理由データ」のアンケートモニターの女性を対象に行われ、6,899名の有効回答を得た。
既婚女性72.1%が「自分の家のニオイが気になる」と回答
アンケートではまず、自分の家・部屋のニオイが気になるか尋ねたところ、女性は、既婚者72.1%、未婚者67.7%が「気になる」と回答。一方、男性で「気になる」と回答したのは未婚者が52.1%、既婚者は50.7%で、男女の差は20ポイント近くとなった。
既婚女性が気になるのは「玄関・トイレ・キッチン」
次に、自分の家・部屋のニオイが「気になる」割合が最も多かった既婚女性を対象に、ニオイが気になる場所について聞いた結果、1位「玄関・靴箱(66.7%)」、2位「トイレ(63.0%)」、3 位「キッチン(49.1%)」となった。
一方、消臭・芳香剤を設置している場所を確認したところ、「トイレ(56.2%)」や「玄関・靴箱(47.7%)」での使用が圧倒的に多く、「ニオイが気になる場所」とは順位が入れ替わる結果となった。さらに「リビング(31.0%)」「車(27.2%)」「寝室(24.0%)」と続き、ニオイが気になる場所で3位だった「キッチン」に消臭・芳香剤を置いている人の割合は20.1%と、7位にとどまった。
消臭・芳香剤の平均使用箇所数「3.6カ所」
消臭・芳香剤を使用している既婚女性1,231名を対象に、消臭・芳香剤の使用箇所数を聞いたところ、「1カ所」が9.9%、「2カ所」が22.3%、「3カ所」が18.6%、「4カ所」が18.4%、「5カ所」が13.5%、「6カ所以上」が17.2%で、実に9割超の既婚女性が「2カ所」以上に設置していることが判明。また、平均使用箇所数は3.6カ所であることがわかった。
一方で、消臭・芳香剤を1カ所にしか置いていない人がどこにおいているか調べた結果、「トイレ」が最も多く67.2%、次に「玄関・靴箱」で21.3%となった。
消臭・芳香剤の使用方法について具体的なコメントを募ったところ、「夏は特にゴミのニオイが気になります。とりあえず水が残っているとニオイが強くなるので、生ごみは水切りをよくして、ビニールを2重にしてふたの付いたゴミ箱に入れ、そのゴミ箱の中、箱の横に消臭剤を置いています。台所なので、強いニオイで消すとなると逆に気分が悪くなるので、消臭効果の高いものを選んでいます」(40代女性)、「トイレには置き型とスプレー式消臭剤を常備。寝室には置き型、リビングやキッチンはスプレータイプを使用」(40代女性)など、場所に応じて消臭・芳香剤を2種類使用したり、使い分けたりしている様子がうかがえた。
また、「換気を一番にして、その上で自分のイメージに合った非日常的な気分になれるような芳香剤で香りをつけてニオイ対策をしています」(50代女性)といったように、ニオイに対してネガティブなイメージで消臭・芳香剤を使用するのではなく、消臭・芳香剤を使って、日常を彩っているような意見も寄せられた。