ドクターシーラボはこのほど、男女595名(男性300名、女性295名)を対象に「臭い」に関するアンケート調査を実施し結果を発表した。調査期間は6月3日~10日。
気になる臭いは「汗・口臭・加齢臭」
自分の周りに臭いが気になる人がいるかどうか尋ねたところ、男女ともに半数以上が「いる(男性56.0%、女性68.5%)」と回答。臭いが気になる場所は「職場(男性61.9%、女性32.2%)」や「自宅(男性20.2%、女性47.0%)」だった。
具体的に何の臭いが気になるか教えてもらった結果、男性は「汗の臭い(49.4%)」が1位となり、次いで「会話の時に漂う口臭(37.5%)」「加齢臭のような臭い(36.3%)」と続いた。一方女性は、男性と同じく「汗の臭い(54.5%)」が1位に。続く2位は「加齢臭のような臭い(45.0%)」、3位は「会話の時に漂う口臭(35.6%)」となった。
男性32%が「家族に臭いを指摘された経験」アリ!
続いて、男性が自分自身の臭いに関してどのように感じているのかを知るため、「自分の臭いが気になったことはありますか?」と質問したところ、男性の66.7%が「ある」と回答。さらに臭いを指摘された経験についても尋ねた結果、32.0%の男性に家族に指摘された経験があることがわかった。
自分の臭いが気になる男性4割が、「対策せず」
自分の臭いが気になると回答した男性に、臭いの対策方法について教えてもらったところ、なんと41.3%もの男性が「特に何もしていない」と回答した。こうした臭い対策をしていない男性について、「気がつかないうちに家庭だけでなく、職場でスメルハラスメントを生み出しているかもしれません」と同社。臭い対策をしている人は、「制汗剤スプレーやロールオン、シートなどを使用する(32.3%)」人が最も多く、次いで「口臭ケアのために歯磨きやうがいをよくする(24.0%)」「汗をかいたらすぐにお風呂やシャワーを浴びる(18.3%)」と続いた。
最後に、女性を対象に「家族(自宅)の臭いに関するエピソード」を募ったところ、「夫が使用しているフェイスタオルの臭いが気になる。汗のにおいがしみ込んでいるようで洗濯しても落ちない(29歳女性)」、「主人の加齢臭がきつい(41歳女性)」、「父のまくらはさわりたくない(49歳女性)」、「夫の足がくさいので、帰宅したらまず洗ってもらうようにしている(41歳女性)」など、男性の臭いに対する厳しい声が多数寄せられた。