中部国際空港(セントレア)は6月22日13時頃にボーイングから寄贈される787ドリームライナー飛行試験機(ZA001)の到着に当たり、セントレアでイベントを実施する。

787初号機(ZA001)は2007年7月8日、ボーイング・エバレット工場でロールアウトされた

同機体構造体の35%は中部地域で生産され、大型貨物機のドリームリフターにてボーイングの米国内最終組立工場に輸送された。ZA001号機は今回、日本唯一のドリームリフター就航地点であるセントレアおよび中部地域へ里帰りすることとなる。同機の展示等については、今後検討していくという。

セントレアには6月22日13時に到着し、到着後は28番スポットに駐機する予定となっており、同日は臨時駐車場でも見学できるスペースを18時まで設ける。なおボーイングは、飛行試験3号機であるZA003号機を2014年11月にシアトル航空博物館へ寄贈し、飛行試験2号機であるZA002号機を2015年3月にアリゾナ州ピマ航空博物館へ寄贈している。

到着後の15時15分~16時にはターミナルビル4階イベントプラザにて、今回のZA001号機をシアトルからセントレアまで飛行したボーイングのパイロットによるトークショーを開催する。また、トークショー参加者にはイベント開始15~30分前より、先着500人にZA001オリジナルステッカーを配布する。なお、同日のフライトの状況により、イベントは中止・変更の場合がある。詳細はホームページを参照。